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2005/10/10 「あら輝」

9日の日曜は「あら輝」。上野毛の駅からブラブラと。いつもと違う道を歩いたら、方角が違ったかだいぶ遠回りに。この辺りの道は微妙に曲がりくねっているので、方角がいまいちよく分からない。

相変わらず清潔な店内。親方が一礼して、いつも通りツマミからのおまかせが始まる。すでに2組7名のお客さんは着席済み。まずビール小を1本。青森のヒラメは、ネットリした脂が乗って美味い。アワビ塩蒸しは香り高く実に旨みが濃い。いつも使ってるものよりやや大型か。戻りカツオは気仙沼。ポン酢をかけて。クドさのない脂はサラッと口中で溶けて、まるで上等のマグロのよう。スミイカゲソは軽く炙って。ウニとイクラ、日曜にしか焼かないという玉子焼など。

このへんで握りに。最初はいつも通りマグロを連発で。赤身2、中トロ2、大トロ1と部位を変えて。もう1貫出たかな、なにしろたくさん出た。酢飯はしっかりした味付け、フックラとツヤツヤして美味い。明石のタイも熟成具合よく、脂の乗った旨みが酢飯によく合う。スミイカ。サバも旨み十分。

コハダはネットリした身肉の旨みを感じる。茹でたての車海老はしばし冷ましてから握るが、あいかわらず酢飯とよく合う。松茸炙りにトロ炙りを合わせたこの店の名物「トロ松」。マグロヅケは煮切の濃厚な美味さあり。ハマグリは手渡しで、アナゴは焼き目が香ばしく身はネットリ脂が乗る。どれも美味かった。

本日は、途中から更に4名お客さんが入店してカウンタ12席満席に。昔は全席埋まっても、店は1回転「3時間1本勝負」の形態であったから握り手が荒木親方一人でも、さほどのストレスなく進行した。ただ、2回転制の時間配分でカウンタ満席だと、やはり進行が少々厳しい。特にスタート時間が違うと。いつもは最後に巻物貰うが、本日はさっさと退散。上野毛の駅まで、今度は通りなれた道で迷わずに。