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2004/12/01 しみづは新年2日から営業

火曜日の夜は、会社を出て「しみづ」に電話。珍しく空いていた。年末年始の営業予定など聞く。来年の話をしても、そろそろ鬼も笑わないような時期になった。年末は30日が最終営業日。大晦日と元旦は休むが、新年はなんと2日から店を開けるのだとか。

最近は年中無休の巨大飲食チェインもあり、スーパーも2日から初売り。築地の物流も変わってきて、初荷前の2日からでもなんとか物の算段がつくらしい。昼間から通しで夜は早く終わる。意外に人は来るかもなあ。一度は正月に営業してみたかったとの由。関係ないが「あら輝」も2年前の正月だったか営業していたっけ。

昔の町場の寿司屋では正月がかきいれ時で、営業する店も多かったと聞いたことがある。まあ、会社の上司に年始の挨拶に回るような習慣が普通だった頃の話で、出前特需(?)があったのだろうか。

しかし、上司の家に年始の挨拶なんていう習慣は、私が会社に入った頃にはすでにしてほとんど無くなっていた。首都圏の住宅事情が悪化し普通のサラリーマンでは、一軒屋は千葉や埼玉、はては茨城県でないと建たない時代になったからか。そんなところまで挨拶に行ってられない。そういえば、昔の邦画では、飲んだら部下を自宅に連れて帰って来る、奥さん迷惑な酔っ払い上司などもよく登場するが、そういう人種も都市部ではほとんど絶滅したよなあ。などと関係ない感慨が脳裏をかすめる。

日本酒を常温で飲みつつ、ツマミと握り。ヒラメは熟成が進んでいるがアッサリした旨み。スミイカ。タコは香りと旨みが素晴らしい。ブリのヅケ、小柱、ツブ貝。サヨリは軽く炙って。これが酒のアテに美味し。サバは皮目を焼霜に。スミイカゲソも軽く炙って。車エビはレアに茹でる。どれも結構。握りはいつもと同じものを同じ順で。これまたいつもと同じくよかった。

帰宅して、「黒人アスリートはなぜ強いのか」を読み進める。Politically Correctな立場からは、「黒人は運動が得意だ」という発言はアメリカではタブー。なかなか Sensitive なテーマを扱っているのだが、実に面白い。