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日曜の午後、久々に中野坂上「さわ田」に予約の電話。８月中の週末夜は全て満席。空きがあるのはかろうじて９月中旬から。親方は、相変わらず快活で腰も低い。しかし、ここまで予約が立て込むと、何度か通いながら常連になるコアな客が新たに生まれる余地がほとんど無いのでは。メディアで見て、話のタネに一度来てそれでおしまいというお客ばかりでは、いつか反動が来ないか、他人事ながらちょっと心配になる。ま、余計なお世話か。はは。 午後は銀座に。竹葉亭の前ではウナギ弁当が山積み。そうか、今日が土用、丑の日だった。 夜はいつもの「しみづ」。「今日は土用の丑だから、後でウナギでも握ってもらうか」とくだらないジョークを言ってみる。「アレ？ 今日が土用の丑でしたっけ？」と親方。まあ、寿司屋は直接関係ないので、あんまり関心なかったようだ。 アメリカの寿司屋では、どこでもウナギの寿司があるが、アナゴが入手できないから代用品ということなんだろう。日本でも回転寿司では見たことがある。甘辛いテリヤキの味はアメリカでも受け入れられているのであるから、専業でウナギ屋なんかやると意外にむこうのネイティヴにも受け入れられる余地があるかもしれない。そういえば、パリには「野田岩」が支店を出していた。流行ってるのだろうか。 |