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2003/06/29 江戸前寿司3種の神器 

昨日の夜は、ゴルフから帰宅してしばし疲れを癒してから、「しみづ」巡回に。当日、高速走ってる時に携帯で連絡したのだが、早い時間は一杯。8時半に入店。

となりは女性を連れた、某有名劇団主宰のA氏。焼酎ロックでかなり酔っている様子。寿司が大好きらしく、この店やら「與兵衛」でよく遭遇する。

「目黒にいい寿司屋があったが、寿司飯が柔らか過ぎてダメになった。出前が多いからだ。酢飯は固めに限る」と寿司哲学を開陳。酢飯が固いほうが本格なのはその通り。「アナゴはどこの寿司屋に行っても食わせよう食わせようとするから食わねえんだ」と反骨ぶり(笑)も披露。

しかし、「マグロ、コハダ、アナゴは江戸前寿司の3種の神器みたいなもんですからねえ」と親方に説明されて、「ほお、そうなのか」などと感心しているから、あんまり確固たる寿司哲学でもないな。はは。連れの女性の昔つきあってた男がA氏を裏切った恩知らずだと、なかなか生臭い話を延々とやっていた。ま、狭い店でこういう話されると回りがかなわんのだが。

おまかせのツマミ食べて日本酒常温で2本。アワビ塩蒸しは絶品。しかし大原は6月一杯でもう禁猟になるとか。まあ港単位だから周りには揚がるとのことだが。乱獲で資源が枯渇しかけているのだ。

握りは「3種の神器」にカンピョウ巻をプラス。ワタクシとしては、この組み合わせを「江戸前寿司の四天王」と呼びたい。マグロは青森だとか。しっとりとしているが、脂も旨みもややアッサリ。コハダは肉が薄く脂も枯れてきている印象。アナゴは今が全盛期である。カンピョウもいつもながらしみじみ美味い。

一日明けると筋肉痛。首筋や二の腕はヒリヒリして、かなり焼けた模様。終日の曇天であったが、半日外を歩いていると、それなりに太陽の影響あるのだろう。