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2003/04/06 西大島「與兵衛」

忙しいから更新しばらくお休みと称しておいて、土日はヒマだったんでまた更新したりしてる訳である。はは。

日曜の夜は、西大島「與兵衛」。1ヶ月ぶり。まず「開運」を冷で。2杯目から「九平次」に切替。「酔鯨」やら「初亀」やら「義峡」やら酒揃えが豊富な店だが、出入りの酒屋は「長谷川酒店」という、その道では有名なところなんだとか。

まずツマミの一皿は、煮イカのミミ、シャコ、白魚、煮ホタテ、サイマキエビ頭。白魚はこの時期だけ子持ちを煮て、エビオボロと共に供される。カキの煮びたしの季節は終わったとのこと。すべて火が通り仕事を施した素材。お酒が進んで、もうちょっとツマミを所望。軽い酢〆のカスゴにエビとオボロを挟んで。表面を炙った中トロヅケ、マコカレイ甘酢ヅケ、スミイカのゲソと4品載った一皿。白身はヒラメが終わり、もうカレイ。甘酢と軽く効いた唐辛子が美味い。中トロヅケの炙りも絶品。

ここのシマアジは、皮目をバーナーで炙って脂を落とすので、養殖をあえて使ってるとか、光物についてもなるたけ軽めにフックラ仕上げるようにしてるとか、質問するとここの親方はなんでも気軽に答えてくれる。奥さんの気さくな接客も居心地よい。

適当なところで握りに移行。すべておまかせで1貫づつ。ヅケマグロ、マコカレイ甘酢ヅケ、シマアジ、エビ、イカ、アオヤギ、ミル貝、煮ハマグリ、コハダ、サバなど。最後は白い沢煮のアナゴと玉子。酢飯はいつもながらすっきりと固めに仕上がっており実に美味い。

そろそろ帰ろうと思ったら、某劇団主催、A.K氏が3名の美女を連れて来訪。この店でも「しみづ」でも何度か出くわしたが、いつも女性連れ。本日も「おい、今日はカキあるか」などと、相変わらず横柄な態度である。ま、本人のせいというよりも、この年代の日本のオヤジはみんな横柄なんだな。