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2003/02/04 金沢2日目 「宝生寿し」でカニ三昧。

12時にホテルをチェックアウト。お昼は金沢港の「宝生寿し」。しかし、寿司ではなくカニコースを。やはり北陸の冬ですからな。はは。なかなか立派な構えの店。まずズワイカニの刺身をわさび醤油で。花のようにはじけた身は、淡い風味を残して口中で溶ける。

次は茹でたカニ。ズワイと毛ガニと半々。カニ酢にはあらかじめカニ味噌が入ってるが、酢に独特で濃厚な風味あり。昼間なのだが、我慢できずにちょっとだけ日本酒を。ははは。店の名前がついた純米吟醸。酒蔵は福正宗と同じ石引の福光屋だ。

次は焼きガニ。食べる横で店の人が炭火で焼いてくれる。焼いたミソが香ばしく素晴らしい。火が通ったカニの身は、茹でた身よりも甘さと風味が増す。焼いたミソをつけて食すのが美味い。最後にカニ甲羅に熱燗を入れ、残ったミソを溶かしてカニミソ酒を作ってもらう。黄色い脂が浮くほど濃厚だが、生臭さは無く、口に含むと滋味と至福だけが口中に広がる。次には茹でた香箱カニ。やはり内子とミソが最高。足も自分で身を外して食べると更に美味さが増すようだ。

最後は、ズワイカニしゃぶしゃぶ。さっと潜らせてポン酢で。みるみるうちに出汁が出るのには驚き。茹でたカニはすでに食べてるのであるから、湯通しはほんの一瞬にして、半生の風味を楽しむのがコツのようだ。そして締めくくりにカニ雑炊。やや淡いが、実に上品なダシが出ている。カニをこんなに食べたのは初めてかもしれない。

名物だという「オールスター巻」をお土産に買って店を出る。店に入る時には明るかったのに、外はまた雪。北陸の天候も変わりやすい。金沢駅で「福正宗 山田錦大吟醸」を購入。小松空港から羽田まで。短い滞在だったが、冬の日本海の味覚を実に堪能した。帰宅したのは、日曜の夜9時頃。

そうそう、持ち帰ったオールスター巻だが、酢飯の具合は大変に結構。香りもよい。しかし、具が多すぎる。マグロ、ゲソ、イカ、タラコ、玉子、サバ、イクラ、アナゴ、キュウリ、シソ、ブリ、エビ。満艦飾とはこのことだが、ご飯がもうちょっとあったほうがバランスがよいような。「過ぎたるは及ばざるがごとし」そういう言葉がふと頭に浮かぶ太巻きであった。