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2002/2/9 西大島、「與兵衛」

6時から、西大島、與兵衛

最初の日本酒には、福井の「黒龍」を選定。飲みながら、まず突出し。シャコ、カキ、ホタテ、小エビの頭、イカゲソなどの盛り合わせ。すべて味をつけて煮てあるか、煮た後にツユに漬け込んだもの。定番だが、すべて美味い。

カキを煮た汁で煮つけたという、シマアジの頭の部分がオマケで出る。これも、複雑な味で、なかなか美味。

ここで、黒龍もう1杯おかわり。いつも通り、もう少しツマミを所望。中トロヅケの炙り、シマアジ甘酢づけの皮目炙り、〆たイワシの炙りなど。これも定番だが、しみじみと美味い。醤油漬にしたり、酢や甘酢で〆た後に皮目をバーナーで炙ると、実に香ばしく、味に深みが増す。こういう酒肴を出す店が、もっと近くにあったらなあ。

その後は、おまかせで1貫づつ握ってもらう。

赤身ヅケ、スミイカ、ヒラメ甘酢漬、シマアジ甘酢漬、車えび、サバ、コハダ、サヨリ、イワシ、青柳(酢洗い)、ハマグリ、穴子、タマゴ。全部は覚えてないが、だいたいこんなところか。どれも結構。

私の右、夫婦連れの奥さんのほうは常連のようだが、最初から最後まで、親方相手にしゃべり倒す。よくこんなにしゃべることあるよなと、うんざり。夫婦で来て旦那とほとんど話せず、寿司屋の親方とばかりしゃべる奥方というのも珍しいかも。

左隣は、話の様子からすると、医者を接待している製薬会社かなんかの営業か。こういう連中も、あんまり寿司屋のカウンタで隣り合わせて楽しいもんでもないのであった。接待に行くなら銀座あたりに別に好適な店があるのでは。勘定頼むと、なんだかいつもより安かった。左右の迷惑でちょっと割引してくれたとか。ま、そんなこともあるまいが。ははは。