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2001/10/07 出勤前にちょっと更新

仕事が忙しく、日記もお休み中なのだが、先週金曜の日記だけ書いたので、アップしておこう。だけど、これから出勤である。

(10/4 金曜日)

連日の残業にも倦んで、金曜の夜は8時に退社。いつもの新橋「鮨処 しみづ」に行く。

冷酒を飲みつつ、つまみを切ってもらう。

・タイ。皮を湯引きして塩で。塩で食べると、タイも持つなんともいえぬ香気が感じられる。秀逸。

・アワビの酒煮。千葉大原産。本来は禁猟期のはずだが、ここがひいきの中卸には常に密漁物が入荷するのだとか。それにしても、そんなもの食べていいのかね。師匠である新橋鶴八の塩蒸しアワビとも、ちょっと味が違うが、親方によると自分であれこれ研究した自信作らしい。たしかに、ここのアワビは中毒になるほど美味い。

・シマアジ。いつもは「島物」と呼ばれる近海天然物を使ってるそうだが、本日のは房総で上がった天然もの。一見ネットリとした脂は、爽やかに口中で溶けて、これも絶品。養殖もののシツコイ脂とはあき らかに違う。親方は、今日の築地で一番いいシマアジだと言う。確かにうなづける。

・サヨリ。すでにかなり大きい。軽く酢洗いしてあるが、これもだんだん脂が乗ってきた。

・ホッキ貝。隣の客に出した時についでにくれたツマミ。ごく軽くあぶって塩で食べる。シャキシャキした身に、香りと歯ごたえあり。

・塩辛。自家製だが、塩加減よく、これまた酒が進む進む。

冷酒3本飲んで結構酩酊。お茶に切り替えて握ってもらう。

・コハダ

・サバ
 どちらも、10月に入ると、身がしっかりとして、だんだんと脂が乗ってきた。これから冬場が、一番美味い季節である。〆具合も結構。

・ハマグリ。まだちょっと身は薄いが、結構立派なもんである。煮物系は、鶴八伝統の定番で、たいへん落ち着いた味。

・アナゴ。これも鶴八ゆずりのこの店の定番。やわらかく舌の上でとろけるような食感。いやはや、実に結構であった。

結構酩酊して帰宅。