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1999/09/20 今ごろスターウォーズ エピソード1 を見た

昨日は特に用事なくのんびりしてたが、夕方にふと思い付いて、遅れ馳せながら、「スターウォーズ エピソード1 ファントム・メナス(長い題名だなあ)」を見に行った。公開後、けっこう日が経った日曜の夜ということもあって、ぜんぜん混雑無し。十分座れる。

CGによる特撮場面をコレデモカと詰め込みすぎたために、かえって全体の印象が平板になったような気がするし、ストーリーもいまいちインパクトに欠けるような気もするが、基本的には、大人から子供まで楽しめる、いかにもアメリカらしい健全かつ豪華なエンターテインメントだ。特にCGであそこまでできるかという点には多いに感心した。

ま、そもそも、スターウォーズシリーズってのは、映画としての出来にゴチャゴチャ文句つけるような筋合いのものではない。ディズニーランドのアトラクションに、リアリティがないとか、筋書きが安易だとあれこれイチャモンつけてもはじまらないのと同じだなあ。つまらなかったとしたら、あなたが楽しまなかったからだという結論になるだろう。

おなじみのタイトルバック。ジェダイの騎士が出てきて、ライトセーバーをブンブン振り回して、プリンセスを助ける。ヨーダも出てくるし、後のダースベイダーであるアナキン・スカイウィーカーや、オビ・ワン・ケノービの若い頃が出てくるなんて、実に懐かしくて泣かせるじゃありませんか。

しかし、ライトセーバーも、初めて第一作で見たときには、空電の音も生々しく、いったいどうやって撮影したのだろうかとびっくりしたもんだが、さすがに4作目にもなると、ごく普通の風景である。何事にも慣れてしまうもんだ。

余談だけど、オレンジ色で歌舞伎のような隈取りした角が生えたの(←名前忘れた)は、外見にインパクトあっただけに、もっとあちこちで出てきてネチネチ悪さするのかと思ったら、案外にあっさりやられて淡白な奴であった。黒澤明の「用心棒」での仲代達也をちょっと思い出したな。