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2004/06/06 茶番の牛歩 / 井上「サル未満」喜一議員

年金改革関連法案は結局成立。しかし、野党も牛歩とか乱闘とか何を得意そうにやってるんだろうか。あの森なんとか議員も、どーでもよいことを3時間しゃべるのならきちんと年金法案についての意見を3時間語ればよかったのに。台湾の国会では乱闘はおなじみだが、アメリカやイギリスの議会では牛歩や乱闘など中継で見た記憶がない。日本国会特有の茶番というか悪ふざけ。法案成立は最初から見えていたのだから、実に意味なかったなあ。

年金改革法に賛成という訳ではない。複雑な年金数理や将来の予測を我々シロウトに判断せよと言われても、時間もないし無理な話。負担が上がり給付が下がるということだけは分かるが、本当に知りたいのは、国民年金はいずれ破綻するのではないかという疑惑についてである。新聞記者やニュース解説者にだって本当のところは分かるはずあるまい。

今までの経緯を見ても、社会保険庁や厚生労働省の年金担当お役人がロクな仕事をしてきていないのは事実。今回の法案にも、役人が自らの失敗を隠すための色んな欺瞞が隠されているのではないだろうか。年金数理計算の前提や予測について、外部の専門家にデータを提供してチェックを受けるようなシステムを構築しないと、国民年金に対する根本的な信頼を回復することはできないと思うがなあ。



井上喜一防災担当相は、佐世保市の小6同級生殺害事件に関して「どこの社会も元気な女性が多くなってきた」と発言。厚顔無恥というか何というか。コメントが考えつかなかったら黙っていればよかった。その程度の頭も回らないとは。

くわえて、謝罪も発言撤回も拒否。井上議員の経歴を見ると、東大出の元農林省高級官僚。自らの間違いを決して認めないのはお役人特有の恥ずべき習性。学校の勉強はできたのだろうが、知性はサル以下。いや「以下」というとサルを含むから、それではサルに失礼。「サルにも劣る脳味噌」と言わなくてはならない。

上にはヘイコラご機嫌取り。下には威張る恫喝する。名前を売れると思ったら「オレがオレが」とドコでもしゃしゃり出てくる。こういうオッサンでも国会議員になって、自民党、新進党、保守新党とポスト欲しさに渡り歩いて大臣にまでなるというのが日本の恥ずかしい現実。しかし、いったいどこの選挙民がこんな「サル未満」を国会に送りこんでるのかと思ったら兵庫4区である。まったくしょうがねえなあ。

早大のレイプ・サークル事件で、「レイプするくらいの人のほうが元気があってよろしい」と発言した太田誠一は前回の衆院選で、ま、当然のごとく落選。この井上「サル未満」喜一議員にも是非次回は落選してもらいたいと考えるわけであるが。