MADE IN JAPAN! 過去ログ

MIJ Archivesへ戻る。
MADE IN JAPAN MAINに戻る

2004/01/24 日本のタバコは安すぎる。

今週は仕事がドタバタしたが、ようやく週末。さっき外出した道端で、たまたま煙草の自動販売機に目が止まったのだが、今、タバコは1箱270円もする。禁煙しておおよそ2年半になるので、もはや値段などすっかり忘れていた。しかし、吸ってた頃はまだ220円ではなかったか。いや、もう250円に上がってただろうか。人間、なんでも忘れ去るのは早い。

もっとも、ヨーロッパでは、先日、フランスでも大幅値上がりして、だいたい1箱500円以上らしいから、日本はまだまだ安い。タバコはドラッグだから値段が2割増しになったからといって吸う量を2割落とすとかは難しい。税収が足らなかったらもうちょっと国際価格(?)に合わせて値段上げたらどうだろうか。などと思ってネットを検索すると、「日本のタバコは安すぎる」というページがあって、タバコを値上げして喫煙者を減らし、健康保険などの社会コストを減らそうという運動をしてる人がいるわけであった。なかなか面白い。

禁煙してよかったことと言えば、やはり飛行機などの長距離の旅行で禁断症状が起こらないこと。この2年半で、仕事や遊びで、アメリカ、韓国、タイ、ヨーロッパ、オーストラリアなど旅行したがどこでタバコ吸うかという心配が要らない。空港でギリギリまでタバコ吸って搭乗し、現地に着いたら何をさておいても喫煙所に駈け付けてまずタバコに一服、などというニコチンの奴隷から開放された気分は最高。ニコチンの習慣性は、覚せい剤やヘロインより厳しいという医者もいるくらいである。

もうひとつよかったのは、物が美味しく感じられるようになったこと。止めて初めて、ニコチンとタールがかなりの影響を味覚に与えていたことが分かった。

すでにタバコを吸いたいという欲求は起こらない。しかし、タバコの煙を目の敵にするような気分でもないのが元喫煙者だ。タバコの香りをかぐと、なんだか懐かしいなあという気もする。別れた悪女を懐かしく思い出すようなものだろうか。はは。

前にも確か書いたが、1年以上禁煙し、「もう今吸ったら、初めてタバコ吸った時みたいに気分悪くなりますよ」とそそのかされてつい1本貰って吸い、なんのことはない美味いので、たちまち元の喫煙者に戻ったというオッサンがいた。私も1本吸ったら、たちまち元の木阿弥になるのは確実。喫煙者に戻るのは簡単だが、しかし、初めてタバコを吸ったあの高校生の日にはもう戻れないのであった。