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ユニバーサル・スタジオジャパンの阪田晃社長が、火薬の不正使用など一連の不祥事の責任を取り、近く辞任するそうだ。ＵＳＪってのは関西だし、行ったことないのだが、最近は、花火の火薬量違反、期限切れ食材の使用、飲料水への工業用水配管接続など、次々と不祥事が明らかになり、上半期の入場者数は前年比３割減らしい。 しかし、この不祥事の連続は、よくよく考えると、別に被害者が名乗り出て大騒ぎになってる訳ではない。お役人の決めた規制を守ってないといという事実が、（おそらく）内部告発によって明らかにされ、コンプライアンスの面でモメてるのである。 ＵＳＪの経営母体は、「お役人」、「ガイジン」、「銀行」の複雑な混成軍。しかし、聞いただけで、お互いに上手く行きそうにもない組み合わせである。今回の不祥事連続も、内部の権力争いのような内紛が元で告発が続いているような気がする。 「ガイジン」経営陣も、コンプライアンスの本場から来たワリには、相次ぐ不祥事の告発にも、「重大ではない」と楽観してたそうである。アメリカ本家の「ユニバーサル・スタジオ」というのも、アミューズメント・パークとしては、ディズニーには遠く及ばない、言わば２流。日本に来てる「ガイジン」の質も、かなりの２線級という感じがするなあ。こういうのとお役人の勢力争いがあったら、会社がモメないわけがない。後任社長の選任でも、すでに不協和音が聞こえてきてるらしい。不祥事の第２幕目も、まだありそうだ。 しかし、入場者が減ってるということは、遊びに行くなら、今がチャンスなんではないだろうか。まあ、だけど、東京から行くには遠いよなあ。ははは。 |