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2002/10/02 千代田区の路上禁煙条例

先週末から体調はイマイチ。来週後半からは本格的に忙しくなるので、今のうちに体力を回復しておかねば。

TV見てると、路上禁煙条例が、1日より千代田区でスタートしたらしい。タバコのポイ捨てだけでなく、禁止地区では路上での喫煙そのものも禁止で、最高2万円の罰金だとか。あんまり千代田区に行く用事は無いのだが、私自身は、去年の8月に禁煙してから1年余り。もはやタバコは吸ってないから、ちっとも困らない。ドシドシ取り締まるべし。吸殻のポイ捨てなんぞは刑事罰でも結構。などと他人事のように思うのであった。わはは。

しかし、最高2万円の罰金だというが、いったい誰が取り締まり、罰金を徴収するのだろうか。ニュースを検索すると、約30年間の職員生活を公園管理一筋に勤めてきた区の職員が指導員になり、街を巡回しているケースが紹介されていた。どうも区の職員が見回りをしてるようだ。

なんでも、指導マニュアルもあって、<最も大切なことは、その相手の容姿(一見して○○風)を瞬時に見極め(略)、ソフトな口調で質問をすることだ>と書いてあるらしい。金髪で深夜のコンビニ前に座りこんでるワカゾー・ワカコや、刺青いれたヤーさんには、ウカツに注意したら殴られてしまう危険だってあるから、その辺は注意しないといけない。

本格的に取り締まりしてトラブルを避けるには、警察の力を借りたほうがよいと思うが、警察は区の条例違反の取り締まりなんかに力を貸してくれるのだろうか。

「千代田区のまとめによると、初日の「路上喫煙」の注意指導件数167件。1件だけ大声を出されるトラブルはあったが、平穏な出だしだった」
と新聞は伝えている。しかし、おもしろおかしく報道するために、初日にはTVクルーが係員に付いて歩いてただろう。10月は周知徹底期間で罰金も取らないのだそうだ。だとすると、本当にトラブルが起こるのはもう少し先だな。

そういえば、アメリカでは日本に先んじて、レストランや公の場は、ほとんど禁煙となっているのだが、果たして路上の喫煙やポイ捨てを禁止する条例があっただろうか。罰金取られるという話は聞いたことないのだが。ま、アメリカの場合、ウカツに路上で余計なことを注意すると、場所によっては撃たれるというリスクがあるからなあ。<オイ。