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2002/07/07 長野県知事不信任案成立

本日は、グータラな週末にしては早く目が覚めた。お昼は車で銀座に出て、直久でとんさい麺など食する。その後、ちょっと買い物に。普段、買いつけないものを買うというのも、意外と緊張するもんである。

帰宅して、TVのニュースで、田中康夫・長野県知事不信任案成立のニュース解説を見る。知事は、そのまま失職するか、議会を解散するか、県知事選挙をやるかの選択があるようだ。

国政の場で、内閣不信任案が成立した場合、国会を解散して国民に信を問う理屈は分かる。総理大臣は、国会議員による間接選挙であるから、不信任案に賛成した勢力が総選挙で再び過半数を占めたら、同じ内閣総理大臣は存続できない。そして、逆もまたありうる。

しかし、県政の場合だと、知事は県議会とは関係なく、県民の直接選挙で選ばれている。知事が県議会を解散しても、県会議員選挙では、反田中派がまた過半数を占め、しかし、県知事選挙では田中知事が再び当選ということが現実に予想しうる。その場合、県議会では、また不信任案がいつでも成立しうる。これでは堂々巡りであるが、こういう事態を防ぐ仕組みは、なにか法律にあるのだろうか。事態をどうやって収拾するのかとともに、なかなか興味深い。

知事の脱ダム宣言については、賛否両論あるだろう。まあ、しかし、田中康夫も、大学出てから、ごく短期間の会社勤めを経て作家専業。一般社会人としての暮らしはほとんどしたことがないし、やや常識に欠けるところがあるのは事実である。もっとも、そういう破天荒な部分がなければ県政は変わらないというのが長野県民の選択であっただろうが。

そうそう、突然思い出した。エスプレッソ・ダイヤリー、斎藤さん、お元気ですか? 実にご無沙汰してますが。ははは。