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2002/06/15 ナンシー関急死 / サッカーの神様

今週は、なんだかんだ、立て込んで、結局、ほとんど更新はストップ。

ナンシー関が急死したのは、水曜日だったっけか。そのニュースを聞く直前に、たまたま本屋で平積みになってたナンシー関の文庫本を、パラパラ立ち読みしてたという、妙な偶然が記憶に残った。

帰宅の電車で横になったOL2人連れの会話。「ナンシー関が急死したんだって」「やっぱりデブだったからねえ」。ま、世の中には、いろんなところに、死者にムチ打つ鬼が、何食わぬ顔で住んでるのであった。

ナンシー関のコラムは、文春でいつも読んでたが、TVに出てくる芸能人を分類し、独特なレッテルを貼るのが実に巧み。単なる井戸端の悪口に終わらず、ちゃんと読むに足る芸になっていたのが凄かった。薄暗い部屋でTVにふける、「カウチポテト」をそのまま体現したような体形であったが、実に鋭い、カンのいい人だったんだな。

昨日のW杯日本vsチュニジア戦は、仕事なのでリアルタイムではもちろん観戦できず。帰宅してからスカパーで録画中継を見る予定であったが、会社を出るまでに結果を知ってしまった。まあ、そういうもんだよなあ。

録画再放送で確認すると、日本代表も危なげない試合運び。グループリーグを1位通過とは、素晴らしい達成だ。交代で入れた森島がいきなり得点というのも、あまりにもデキ過ぎの結果だが、やはりホームで戦うアドバンテイジがあるのだろうか。

本日は、土曜日なのに8時に目が覚める。久々にゴルフの練習に行って、100発ばかり。車にガソリン入れて洗車。銀座に出て昼食取ってから帰宅。スカパー再放送で、見逃していた、フランスvsデンマーク戦を観戦。

予選敗退の危機に、ようやくジダンが先発。しかし、試合開始早々、ゴール前でボールをトラップした時に、足がもつれて倒れこんだ姿を見ると、本当は出場できるようなコンディションではなかったろう。プレイのあちこちで、怪我した太ももを気にしている様子が分かる。

W杯緒戦では、しなやかな野獣のように見えたトレゼゲも、なんだか自信を無くして鈍重に見える。攻めこんで、何度も得点のチャンスはあったのだが、シュートはことごとく外れた。前大会の覇者が1点も取れずに予選敗退というのは衝撃的だが、もしもボールのコースが20センチ変わってたら、5〜6点は確実に取れてたろう。3戦を通じて、それほど惜しいシュートが多かった。フランスもアルゼンチンも予選敗退とは、いったい誰が予想しただろうか。しかし、気まぐれなサッカーの神様は、「それこそがサッカーさ」と、どこかで高笑いしているに違いない。