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2000/06/17 不破哲三を首相に / ギャンブル自粛

皇太后逝去のニュースをTVで初めて知った。昭和もますます遠ざかるばかり。ネットで各党党首の談話など見たが、不破哲三共産党委員長はこういう談話を発表している。

「私は、皇太后の死去にあたり、同じ社会と歴史を生きてきた一人の人間として、弔意を表するものです。」

筋金入りの共産主義者としては、皇室の権威など一切公式に認めるつもりはあるまいが、「一人の人間として」という部分に、不破の冷徹で沈着な計算が見えて味わい深い。ほっとくとアホなことばかり言うどこぞのオットセイ首相とは大違いである。いまさら共産主義の暗黒国家などに日本を変えることなど不可能だろうし、一度こういう男に首相になってもらったらどうか。

それにしても、中央競馬会などの公営ギャンブルが、哀悼の意を表して開催中止にするというのは不可解だ。弔事の時には自粛しなければならないような、ウサンクサイものであると自覚してるのなら、普段からやらなければよろしい。貧乏人が一攫千金を夢見て金のムシリアイをしてる元本から、25%もテラを取って大もうけしてるヤカラがやる、こういう行動こそ偽善と呼ばなくてなならない。

昼風呂につかってちょっとアルコールを抜いてから部屋でゴロゴロ。BSで放送中だったNBAファイナルを観戦。フィル・ジャクソンもラリー・バードも年取ったなあ。シャキール・オニールは孤軍奮闘であったが、フリースローのヘタッピさは相変わらず。ま、あれで長いシュートがポンポン入ったらまさに怪物であるから、今の程度が愛嬌あってよろしい。あの体格身長では、助走なしでもちょっとジャンプすれば軽々とボールをリングに叩きこめるのだから、昔からもともとシュート練習なんてしてないのだよなあ。