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2000/03/28 ロシア大統領のジンクス 

ロシア新大統領にプーチン氏が決定という新聞記事を読んで、ずっと以前の日記に、ロシア(旧ソ連)の最高指導者はハゲの人とフサフサの人が奇しくも交代でなってるという話を書いたのを思い出した。

もともとは、丸谷才一のエッセイで読んだ話だと記憶してるが、歴代の指導者をちょっと再掲してみよう。

  • レーニン → ハゲ (文句なし)
  • スターリン → フサ (ちょっと後退はしてたけどね)
  • フルシチョフ → ハゲ (これは文句無し)
  • ブレジネフ → フサ (これもちょっと後退はしてたが)
  • アンドロポフ → ハゲ (わきのほうにちょっとはあったけど)
  • チェルネンコ → フサ (白髪でしたね)
  • ゴルバチョフ → ハゲ (これは文句無しツルツル)
  • エリツィン → フサ (やっぱフサの部類ですな)

見事にハゲとフサフサが交代で大統領(あるいは書記長)になっている。わずか1年づつの統治だったアンドロポフとチェルネンコにも、きっちりこの法則が当てはまっているのが興味深い。

で、注目のロシア新大統領だけど、この法則が当てはまるなら、今度のロシア大統領はハゲが来る番だったわけだ。

新大統領に決まったプーチン氏の髪の毛はいかに。写真はこれ(↓)


うん、やはりフサフサじゃないなあ。どっちかというと「ハゲ寸前」。ロシア大統領を巡るジンクスは健在だ。何か人知を超えた力が働いてるような気がするなあ。ま、それほどのことでもないか。ははは。

このプーチンって人は元KGBの長官だったらしいが、やはり冷徹な現実主義者との評判通り、抜け目なく権力の世界の階段を上り詰めた能吏の顔をしている。新政権でロシアは安定するだろうか。ま、酔いどれエリツィンよりは誰でもマシな気がするといえばその通りだけど。