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2003/08/12 シュワルツェネガーの公約 / PRIDEグランプリ

David Letterman の「Late Show」TOP 10 Archiveに、「Top Ten Arnold Schwarzenegger Campaign Promises(アーノルド・シュワルツェネガーの選挙公約ベスト10)」というのがあった。シュワルツェネガーが出馬表明したのは、ジェイ・リノがホストを務めるライバル番組。

"To do for politics what I did for acting" 
"Combine the intelligence of George Bush with the sexual appetite of Clinton"
"Speak directly to the voters in clear, honest, broken English"


シュワルツェネガーのドイツ訛りを思い浮かべて読むとまた面白い。



日曜の夜TV観戦した「PRIDEグランプリ」の観想を書き忘れていたので遅ればせながら。

ボブチャンチン、田村、桜庭の3名を応援してたのだが、3人とも負け。しかも、ボブチャンチンと桜庭は、どちらも失神KOを食らうという情けない敗戦。

しかし、ミルコ・クロコップは、左ハイキック一閃でボブチャンチンをマットに沈め、倒れたボブチャンチンの顔を更に殴ろうとしてたのだから、恐ろしい男である。打撃のみの「K-1」よりも総合格闘技の「PRIDE」のほうが強いと思っていたが、どうも認識を改める必要があるかもしれない。格闘家に、誰にも負けない一番強い全盛期があるとすると、クロコップは今がその時期だ。

桜庭の敗北もあっけなかった。膝蹴りも不発で、スピードもパワーもヴァンダレイ・シウバのほうが上。桜庭は、明らかに試合序盤から押されていたように見えた。顎に鋭いパンチを食らって一発で失神。同じ相手に3連敗。しかも3度目が一番惨めな負けっぷりというのは、桜庭の商品価値を大きく損ねてしまった。打撃のないグレイシー一族には通用したが、切れ味のよいパンチャーにはやはり弱いか。

森下前社長が謎の自殺をとげ、猪木は「PRIDE」からスタコラ逃げ出したかに見えたが、最後にリングに出てきて「ダァー」とやってるところをみると、まだまだ金の匂いがするオイシイ興行なのだろう。なるほど。