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1998/12/20 世界一強い男達の末路 / 電話のコネクタも違うのか?

昨日は日記をアップした後で、なんとなしにSKYPerfecTVをザッピングしていると、ESPNで、ヘビー級ボクシング過去の名場面をやっていた。

1985年の、まだチャンピオンになる前の19歳のマイク・タイソンの試合。懐かしいなあ。スピードもパンチの破壊力も素晴らしい。そしてなによりも優れていたのが、細かいヘッドスリップによって、相手のパンチを貰わずに、的確に相手を追い詰めて行く技術。

若干20歳の史上最年少でプロボクシング世界ヘビー級チャンピオンに上り詰めたタイソンは、老練な名トレーナー、カス・ダマトが生涯の最後に手塩にかけた最高傑作だった。

なにより、今と一番違うのは、試合後に笑う時の、ちょっとシャイだが人なつっこそうな、その澄んだ眼。しかし、その彼も、チャンピオンになってからは、何度も警察のご厄介になって、今やどこの刑務所にでもいる粗暴犯の凶悪な眼付きに変わり果ててしまった。

前回のタイトル戦では、イベンダー・ホリフィールドの耳を噛み千切るという、狂ったとしか思えない愚挙をしでかしてライセンス剥奪になった彼も、もう、30半ばのはず。どこかの州ではライセンスが再交付されるらしいが、はたして復帰できるだろうか。

プロ・ボクシング・ヘビー級チャンピオンは、掛け値無しに世界最強の男に違いない。限られた天才だけに許されたチャンピオンの座。そこに上り詰めれば、とてつもない金と栄光と引き換えに、すさまじいまでの陥穽の奈落が待っている。

その後で放送された試合は、これまた若き日のトミー・モリソン。珍しい白人のボクサーとして、ヘビー級のタイトルを取り、スタローンの映画にも出演して大スターになった彼も、トレーニング不足がたたってタイトルを失う。そして、世界再挑戦の直前の健康診断でエイズ感染が判明。試合は中止となり、ボクシング生命を絶たれたのだっけ。世界一強い男達の末路は、いつも哀れで物悲しい。


昨日、オーストラリアのコンセントの事を書いたら、読んでた方から、電話線のコネクタ形状も違うのでは、とメールを頂いた。確かに、教えてもらった企業のWebページには、オーストラリアの電話コネクタをアメリカ方式に変換するプラグが載っている。だとするとコンセントだけ持ってっても駄目かなあ。

こんな時こそ身内の情報を活用しようと、パースに5年住んでいた妹に、電話のコネクタ形状が日本と同じかどうか電話で確認。

回答は、「分からん」、「なんか小さいプラグだったような気がする」との事。う〜ん。役に立たん情報だ。

西海岸のPCアウトレットでは、「ビジネストラベラー・セット」と称して、ACコンセントの変換プラグと電話線の変換コネクタを何種類か詰め合わせた箱を売ってたのを見かけた事があったけど、買っておけばよかったか。もっともその時はアメリカと日本の往復しかしてなかったから、まったく必要なかったし、きっと引越しの時に無くしてしまったに決まっているのだが。