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1997/07/30 遥かなるドイツへの道

今朝、ドイツにいる同期に電話して、最寄りの空港を聞いたことろ、フランクフルトが一番近いらしい。チケットはデュッセルドルフで取ったので後の祭り。しかし、ドイツは鉄道が発達している為、デュッセルについても、電車でライン川沿いを特急で行けば、ケルン、ボンを通って、2時間ちょいでマンハイムに着く。電車に乗ってこいよ、なんて言う。アメリカでは、国内を旅行する時は、鉄道なんて選択肢の内にはまず入らない。欧州では鉄道が発達している事をすっかり失念していた。

ドイツで鉄道に乗って、ライン川沿いを一人旅、ってのもなかなかよい。デュッセルドルフ往復のチケットはそのまま生かす事にした。問題は乗り継ぎ。英語がどこでも通じれば、空路から鉄道への乗り継ぎは、何の問題もないのだが、空港や主要な駅はちゃんと英語表記がされてるだろうか。タクシーやバスの運転手は英語が通じるかなあ。なんしろドイツ語なんて、大学の第2外国語でかじっただけで、もはやスッカラカンに何も覚えてない。たとえば「駅」は何というか、「出発」、「到着」はなんて言うのだろうか。英語から類推できればいいのだが。ちょっとは会話を覚えて行くか。

そう言えば、ドイツ語って言うのは、やたら格変化が多くて、辞書を引けども引けども、どの単語も全然そのままでは載ってない。初学者には腹が立つもんである。うちで働いてたドイツから来たコンサルタントにその話をすると、そんな事はない、全部辞書に載ってる、とムキになって言う。それは、あなたが、動詞や冠詞などの、うんざりするほど沢山の活用形をすでに覚えているからで、最初に学ぶ人間にとっては、これが一苦労なのよ、と説明しても、彼は、ドイツ語のほうが英語より簡単だ、と強硬に主張するのだった。ああ、世界に冠たる大ドイツ帝国! まあ、ドイツ人にはやさしい言葉なんでしょうけど。

いずれにせよ、ドイツを旅する予備知識なんて、なんにもないので、旅行サイトをちょっと調べたら、 地球の歩きかたホームページなんてものがあって、なかなか面白い。なるほど、鉄道はユーロパスとかの周遊券を利用するのがよさそうだ。だけど、アメリカではどこで売ってるんだろう。調べないと。ここのシリコン・バレー編はまだ工事中だけど、見てるとなんだか懐かしい。T-ZONEやFry's も載っている。そうそう、スーパーのセイフウェイも懐かしいなあ。寄り道ばかりで、肝心のドイツ編にはあまり身が入らない。ははは。