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1997/06/15 アメリカで見た夢、そして私が読む日記

神戸の夢を見ていた。元町から三宮へと歩きながら、阪急高架下の商店街で、何かを探し続けている夢。元町から東に向かっているにもかかわらず、高架下の雰囲気は、明らかに、元町より西の、何を売っているか分からない商店の連なりだ。何を探しているか、自分でも分からずに、「ああ、もう時間切れだ」、と言うところで、目がさめた。午前4時50分。眼ざましの鳴る10分前。結構、遅れてはいけないと言う朝には、似たような夢の、時間切れだ、と言うところで眼がさめる事が多いような気がする。夢のなかでは、何が時間切れなのか、決して解き明かされる事はないのだが、目覚めて、初めて、あっ、今日は、と思う訳だ。人間の潜在意識って奴だろうか。

余談だが、アメリカに暮らし始めて、見る夢で変わったのは、あたりまえと言えばそれまでだが、アメリカ人が夢に登場するようになった事。しかも英語をしゃべる<それも当たり前。夢の中で、アメリカ人としゃべる時には、当然、私も英語で話している。ただ、解せないのは、時折、夢の中のアメリカ人が、私に聞き取れない英語をしゃべる事だ。夢と言うのは、すべての登場人物や状況を、私の脳細胞が作り出しているはずだが、なぜ、私自信が理解できない英語を、夢の中の登場人物が話す事ができるのか?どうも解せないなあ。あるいは、以前に英語が聞き取れなかった状況の記憶が、頭の中にあり、それが蘇っているのか。まあ、すべての夢を記憶している訳ではないけれど。

5時15分過ぎにアパートを出て、290号を南へ。20分でゴルフ場に到着。一名は、どうやら寝過ごしたか、来ていない。<こっちも来なきゃよかった。しかし3名でも回れるので、定刻通りスタートする。我々が一番目。

まだ、冷たく新鮮な、朝の空気を一杯に吸い込んで、朝露が一面に降りたコースに立つ。木々に囲まれた静けさの中で、そこかしこから、鳥の声が響いてくる。朝もやのいまだ残るフェアウェイに狙いを定めて、ドライバーを一振すると、あれっ、ボールはあらぬ方向へ飛んでゆく<ゴルフのお約束です。スコアは昨日とほとんど変わらなかったが、たまには早起きもいいもんだ。

ホールアウトしても、まだ、9時半。アパートに戻って、バスタブに湯を張って、朝風呂。2日連続でゴルフだと、やっぱり疲れているのが分かる。浅いバスタブだが、肩までつかってのんびりしていた。運動後の、朝の10時に風呂に入るなんて感覚は、ちょっと比類が無い。あえて比較すれば、朝稽古を終えた相撲取りか(笑)。しかし、向こうは、風呂から上がると、若い者がちゃんこの用意をして給仕までしてくれるだろうが、こっちはセブン・イレブンで買った、ターキー・サンドイッチがあるのみ。相撲取りは、その後は、毎日、畳に寝そべって昼寝だ。考えてみると、そんな暮らしもいいなあ。しかし、貴の花になるには、身長で14センチ。体重で100キロ足りない。<体格どころか、年齢制限で、新弟子検査にも受からないよ!<そうでしたね。反省。