毎日、几帳面に、日記を更新する血液型Ａ型の私です(笑）。

私の知る限り、血液型による性格分類については、実は日本だけの文化（あるいはサブ・カルチャーと呼ぶべきかもしれないが）らしい。第二次大戦前から、血液型と性格について、研究していた、（名前は忘れましたが、たくさん本を出している有名な人。実は、私も昔、何冊も読んだ事が。はは。）大御所がいて、彼と、その後を継いだ息子が日本の血液型信仰を作り上げたと、なにかの本で読んだ。第二次大戦中にも、一部で、徴兵にも使われたと言ううわさもあるようだが。（兵士として優秀なのは、きっとＯ型じゃないかな ＜おいおい、すでに、どっぷり血液型性格仮説を信じている（笑）

勿論、彼の説論は、統計的な手法に難があり、到底受け入れられないと言うのが通説だ。

アメリカでも、無論、血液型（Blood type）と言うものがある、と言う事実は（まあ多分）高校を卒業した人なら一般的な知識だ。たとえば、先日書いた、運転免許証の裏面のドナー情報（これは、交通事故で自分が死んだ時に、自分の臓器をすぐに病院に利用してもらう為に免許証の裏に、あくまでも自分の意志で書くもの。なんだか、常に自分の死を連想させて嫌なので、私は記載していないが(笑））にも、血液型を書く欄はある。しかし、普通のアメリカ人に、血液型を聞いても、驚くほど自分の血液型を知らない人がいる。彼らはあまり興味ないんだね、きっと。

むしろアメリカで、確固たる位置を占めて、信じられているのは、Star Sign、（あるいは、単にSignとも言いますが）、日本で言う占星術の星座だ。ユナイテッド航空の、毎月発行の機内誌にも、最後のほうに、必ず星占いのページがある。機内での暇のつれづれには、結構目を通したりするが、これが、案外、当たっているような気がするのが、不思議だ。＜コラコラ、すでに、どっぷり占星術も信じている(笑）。アメリカ人のホームページを見ても、血液型を書いてあるのは、まあ皆無だが、星座は大抵書いてある。（レーガン元大統領夫人のナンシーが、夫が在職中に、有名な占星術師に相談を持ち掛けていたのも、ニュースになった。）

日本の場合は、血液型も星座も、結構、両方はばをきかせているので、アメリカより、その分複雑な訳だが、、。

血液型であろうが、星座であろうが、科学的には、今のところ、まったくその正当性が証明されてはいない、と言うのが、妥当な見解らしい。（生まれた日の、特定の惑星の位置と、個人の資質に、統計的に有意な相関があるらしいと言う、フランスのゴークランの研究についての本を、読んだことはあるが。

えーっと、まあ、以上のとおり、私の理性は言う訳ですが、実際に生活していて、（特に日本で）この血液型による分類は、なにか非常にあたっているような気もする。例えば、日本で、いままで、一回も、あなたＢ型でしょう、なんて言われた事はない。ＡＢ型とも言われた事も無し。Ｏ型だろうと言われた事は何回もありますが、親父がＯ型なので、私は詳しく言えば、ＡＯのはずですから、半分は当たっている訳です。不思議だなあ。

まあ、Ａ型はおよそ日本人の４０％ぐらいいるそうなので、日本人の血液型のホームラン王(笑）。ひところ、インド・パキスタンではＢ型が主流を占めるなんて事を聞いて、会社でＢ型の上司と嫌な事があった時、意見がぶつかった時など、いつも、私は、こっそりつぶやいていたもんです、｢しょうがないよな、あいつはインド人なんだから(笑）｣ ＜インドの方、申し訳ありません、勘弁してね(笑）。私も英語ではこんな事は、絶対に言いません。アメリカでは、この手は使えませんので（笑）。この、日記を読んで下さっている、Ｂ型の方にもお詫び致します。暴言でした（笑）。一説によると、アメリカ人はＯ型が多いそうだけど、どうなんだろう。そう言えば、そうかも知れないな。＜結局のところ、ますます信じ込んでいる（笑）＜おいおい（笑）

明日の朝は、ホテルをチェック・アウトして、ベイエリアからヨセミテへと向かわなくては。