考えてみれば、日記猿人に登録して、まだ半月。しかも、この１０日間は、出張中のホテルから、連続更新をしているとは、立派というか、愚かと言うか、日記廃人になりつつあると言うか、自分で自分を誉めてやりたい(笑）とも思うわけです。

私が、今回こちらに来ているのは、この1年半、かかわっている社内プロジェクトが、最終段階にあり、ユーザの最終導入教育に立ち会うためだが、一応こちらでの日程は、だいたい本日で終了。一応明日も、シリコンバレーの事務所に出社するが、こんどの月曜は、祝日で、３連休にあたる為、あさっての金曜日は会社は半日の営業。そこで、この週末を西海岸で過ごしてして、ヨセミテ国立公園に行こうというのが、今回の出張の最終イベントになる。

ヨセミテ（Yosemite National Park)は、シエラ・ネバダ山脈の端にある、米国でも１、２を争う古い国立公園で、ベイ・エリアからは、４時間程度のドライブだろうか。西海岸の人にはずいぶん人気のある場所だ。私も大好きな場所で、もう何回も訪れてはいるが、今回は、昨日書いた、最近赴任した会社の後輩が西海岸が初めてなので、案内がてらまた訪問する事になった。サンフランに来た日本人観光客も、結構１日ツアー等で訪れた人が多いと思う。行った事がない人は、ここなんかを見ると、色々写真が載っている。（そうか、ここは、アンセル・アダムスの紹介サイトなんだな。彼は、アメリカでは非常にポピュラーな、むしろポピュラーすぎる（笑）と言ってもいい写真家で、彼の撮ったヨセミテの美しい写真は実に有名）

訪問をお考えなら、ここの公式サイトがお勧め。今年の１月の水害で、あちこち大きな被害がでており、今回とったマリポサのホテルから公園内に入る、１４０号線が、早朝と、夕方以外、閉鎖中と言う事で心配していたが、この金曜日までには、開通するようだ。グレイシャー・ポイントへの道も明日には開通する模様。（ここは水害と言うよりも、例年、冬の積雪と春の融雪の為、５月末か、６月初旬まで通常閉鎖されている）ここに行けなければ、ヨセミテに行く価値が半減だからなあ。ただ、残念な事にタイオガ・ロードは洪水の影響で、まだ閉鎖中との事。私は、ここのドライブが大好きなんだけれどしょうがないや。

今度の３連休は、アメリカでは、メモリアル・デイ・ウィークエンド（だったかな？）と称して、いわゆる毎年の、夏の行楽シーズンの一番最初の連休週末で、たいていのリゾートで、ここまでには、最低限の準備を整えるのが、習わしだ。アメリカの道路工事は、（日本だって遅いけど）結構、延長、延長となるので、心配していたが、やはり地元コミュニティには、ここの観光が、目玉でもあり、突貫工事で、この週末に間に合わせたのかな。

まあ、日本でも一緒の部署で働いた気心の知れた後輩と、のんびり行こうと思っていたのだが、今月初めのボストンのカラオケ編でも書いた、私のシカゴの上司である、ゴルフ、酒、カラオケ一筋の真正オヤヂが、たまたま、今週こちらに出張で来ている為、一緒に行くと行って聞かない(笑）ので、連れて行く事にした。本日昼食時の会話。

上司 ｢そのヨセミテってのは、夜、遊ぶところがあるのかよ？｣

私 ｢え、夜、遊ぶっていっても、まあ、自然公園ですから。普通、日程に余裕あるアメリカ人は、キャンプとか、トレッキングをしにくるんで。。。景色そのものは、日本では想像できない規模で、例えば、グレイシャー・ポイントから見た、ハーフドームなんて、誰でも息を飲みますよ。ヨセミテ・フォールもいいし。そうですね、全体的に、上高地を数段スケール・アップしたような景色ですね。夜は、夜空を見て酒を飲むときれいですよ｣

上司 ｢カラオケなんか、ねえのかよ？｣

私 ｢ありませんねえ。｣（あるわけねえだろ！）

上司 ｢飯はうまいのかよ？ なんか岩魚とかさ？｣

私 ｢まあ、山の中ですからねえ。。。｣（温泉旅館に行くんじゃないんだよな。＜とほほ）

なんか、一緒に連れてゆくの、嫌だよなあ(笑）。