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2006/06/18 韓国の勝利にクリーニング屋の親父も大喜び 

土曜日は6時半に起床して、車で30分程度のゴルフ場まで。前回に比べればドライバーはそこそこ改善。前半50、後半は池ポチャやら4パットやら、4打ばかり悪化。グリーンがなかなか難しかった。帰宅して近所のクリーニング屋に。アメリカで「Cleaner」業やってるのは韓国系が多い。店に入ると親父は韓国TVでサッカーを観戦中。アメリカvsイタリアが始まったばかりだ。

先週出したシャツを探しながら、親父は人懐こい笑顔で「今度の日本の試合はいつだっけ?」と聞いてくる。「明日の朝にクロアチア戦だけど、もう1敗してるからねえ。韓国は最初の試合勝ったんだね」と言うと、「オーストラリアはなかなか強かった。でも、今度の韓国の相手もとても強いんだ」と言う。しばしサッカーの話など。そうか、韓国はフランス戦か。明日はお互いにTV見なければいけないなと、そんな話して帰宅。

本日、日曜は朝8時から、ABC系で「日本vsクロアチア」戦が生中継。前半、クロアチアに与えたPKには観念したが、川口のスーパーセーブ。余りにも気合が入りすぎてのポカは昔からあるものの、彼でなければ防げなかった失点もそれ以上にたくさんある。全般的には、ディフェンスが頑張ってよく無失点で凌いだ。勝てたのに惜しかったという印象はあまり持てなかったが、オーストラリア戦よりも、攻撃はある程度(途中までか)機能したのでは。最初の楽観的皮算用では、オーストラリアに勝ってクロアチア引き分けとなってたのだから、期待は裏切らなかったと称すべきなのかもしれない。クロアチア側は勝って当然と思ってたろうから、向こうのファンがショックかもしれない。

続いて同じくABCで、ブラジルvsオーストラリア。ロナウジーニョは、本当に見てて飽きない。ワールドカップ初勝利で波に乗ったオーストラリアも結構健闘したのだが、攻守に渡る個人技の厚みが違うというか。まあ、順当か。日本が一次リーグ突破するには、最低限、最終戦でブラジルに2点差以上で勝ち、あとはクロアチアがオーストラリアに勝利するという条件が必要だというが、普通に考えるとちょっとなあ。決勝リーグ進出を決めたブラジルは、一部控えを出してくるだろうが、控えとはいえブラジル代表。レギュラーより体力あって元気なのもありうる話で。まあ、後が無いのだから全力でぶつかってもらいたいが。日本はジーコがFWで先発すればよいんじゃないか。

午後は、更に「韓国vsフランス戦」など観戦。本日はずっとTVばかり。前半ほどなくアンリが得点。その後もフランスが押し気味に。CKからのヘディングは韓国キーパーの左腕に(たまたま)当たって跳ね返ったが、あれは入ってたのではないかとの疑念も解説者から。まあ、微妙なところか。しかし、韓国は根性あって実によく走る。後半も頑張ってたが膠着。しかし終盤、数少ないチャンスを物にして韓国が同点ゴール。

ABCでも中継されていたが、LAのどこかのスタジアムには米国在住韓国人が大勢集まって韓国代表を大歓声で応援。クリーニング屋の親父も自宅で大喜びだったろなあ。アメリラ在住の日系人は、もうおそらくそんな風に集まることは無いだろう。仕事で来てる日本人にしても、そこまで人数集まらないだろうし。試合その後は両者得点無しでドロー。フランスはまだ未勝利でショッキングな敗戦。韓国は逆に一次リーグ突破に大きく近づいた。韓国の選手は、良くも悪くも日本がすでに失ったものを持っている。「ベスト16に入れば兵役免除」というニュースも報じられたが、おそらくそれだけがモティベーションになってるのではないだろう。