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2006/05/03 日米紙のサイズ考

こちらのオフィスは個室で、雑然とした東京とは大違い。落ち着いて執務でき環境良好。それはよいのだが、事務用品などの日米のつまらん差異は意外に気になる。前にも一度経験したはずなのだが、紙の大きさの違い、パンチの穴の位置の違い、ステープルの針がやたらデカイなど。PCのキイ配置も日本版と微妙に違い、慣れるまでは若干ストレスフル。ただ、ソフトの日本語(多言語)対応に関しては、昔より確かにずっとトラブルがなくなった。まあ初期のwindowsがお粗末だったといえばそれまでだが。

紙の大きさについてうんざりするのが、日本から送られてきた書類。日本のA4とこちらのLetter sizeは微妙に長さが違う。電子ファイルをプリントする上ではなんとか対応可能。しかし郵送された書類が困りもので、コピーを取ると端が切れる。A3の書類を添付ファイルで大量に送りつけられるのも大迷惑。一応、日本からの書類用としてA3印刷可能なプリンタも1台オフィスにあるのだが、よく確認せずA3を普通のプリンタに大量に印刷すると、右や下が切れて何が何か分からんプリントが山のように出てきて大変なことに。こういうしょうーもないところで効率が落ちてフラストレーションたまる。

ま、どちらがワールドスタンダードか知らないが、紙の大きさくらい、なんとか日米で統一できないもんだろうか。会社にもよるのかもしれないが、うちの本社もA3で書類作るのが大好き。中国やヨーロッパの現地法人は、日本仕様の紙の大きさでトラブルないのかね。アメリカの、Letter、Legalというサイズだけが独特なのだろうか。孤高にMetric systemを無視し続ける偉大なる田舎国家アメリカであるからして、意外に紙のサイズもアメリカだけの仕様というのもありうる話とは思うが。まあ、しかし、こちらのLetterサイズを見慣れると、日本のA4が無駄に細長いように見えてくる。慣れってのも面白い。