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2005/10/29 「華麗なる伊万里、雅の京焼」展 / レイザーラモンHG / 「屋根つき角栄」の浅知恵

なんだか、ようやく週末という気がする。午前中はゴルフの練習場で160発ばかり打った後、ランニング40分。筋トレの後風呂に入ると実に気分爽快。

午後は上野に出てブラブラ。国立博物館の「華麗なる伊万里、雅の京焼」特別展。焼き物については、何冊か本を読んだものの、備前と九谷の差が分かる程度のオソマツな知識しかない。しかし、初期伊万里、古九谷、柿右衛門、金襴手、鍋島と音声ガイドの説明を聞きながら順に見てゆくと、なんだか腑に落ちた感じがするのがこれまた不思議なり。

京焼の展示では、仁清、乾山なども見たが、やはりよい物は美しいものだと素直な感慨あり。それにしても、焼き物の名品には、美術館所蔵というよりやはり個人蔵が多い。骨董好きの金持ちが、昔からずいぶん集めてるのだよなあ。



帰宅すると、SkyPerfecTVから、「ハッスルマニア2005」放映宣伝の葉書が届いていた。インリン軍団と、小川直也+レイザーラモンHGの対決がメインなんだと。ずいぶんラチもないものに宣伝費を費やすもんだ、スカパーも。はは。先日、TVでレイザーラモンHGが「フォー!」と馬鹿の一つ覚え芸をやって受けてた時、タモリが「コイツは今、何も面白いこと言ってないんだよ、オイ」と盛り上がる観客に突っ込んでいたが、まあ、受ける時には何やっても受けるものなのであった。

それにしても、アメリカの通常波TVだったら、あの腰振り芸は放送禁止に当たると思うが、日本のTVは割と寛容というかなんというか。レイザーラモンHGを輸出して、オプラ・ウィンフリー・ショーに出演させ、腰振って「フォー」とやらせたら、エライことになるだろうなあ。一度見てみたいもんであるが。アメリカ進出を期待する。



夕方のニュースで、長岡駅前の田中角栄銅像に屋根がついたという報道。銅像の建つ敷地だけに屋根作って実に珍妙なのである。以前週刊誌で読んだが、「上野の西郷さんにも屋根なんてない」という後援会の反論に、田中真紀子が「お父さんが雪に埋もれて寒いじゃないの!」と怒鳴りつけ、屋根つけることに決めたんだと。まさに浅知恵と呼ぶにふさわしい短慮短絡。こんなのが権力持ったら大変なことになる。ずっと無所属で政治活動やっていただきたいと思う次第である。