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2004/10/14 確かに上場などすべきではなかった。

西武グループは堤義明オーナーが鉄道会長始めグループの主要役職すべて辞任の大激震。有価証券報告書の訂正とはいえ、実際には西武鉄道が上場廃止基準に引っかかってることを隠蔽したと取られてもしかたないような不始末。

非上場の個人会社であるコクドが、その持ち株を通じてすべてを支配する西武グループ運営の不透明さ。税金の申告にも疑問があるとずっと以前から色んなメディアで報道されていた。それにしても、なぜわざわざ個人の名義を借りてまでコクドが公開企業である西武鉄道の株式の過半数を維持しようとしていたのか。グループすべてのオーナーである堤義明がこれを知らないはずはない。というより堤の個人会社であるコクドが、オーナーの承認無しに勝手なことをするはずがないのである。

堤オーナーは、西武グループの全てが自分の持ち物と思ってたろうから、公開企業となった西武鉄道のコントロールに不安があり、なんらかの形で過半数を所有していないと安心できない気がしていたのではないだろうか。

日経には、「そもそもなぜ西武鉄道を上場しなければならなかったのか私には分からない」と言うご本尊のコメントが載っていたのだが、逆にそれは世間に対して堤オーナーこそが説明しなければならない質問である。法を遵守する企業統治ができないのなら、確かに上場などすべきではなかったのかもしれない。