MADE IN JAPAN! 過去ログ

MIJ Archivesへ戻る。
MADE IN JAPAN MAINに戻る

2003/08/14 世界謎ときヒストリー・パリの謎

昨日の夜、NHK「世界謎ときヒストリー」というのを見た。パリを案内する役の川原亜矢子が、小鳥がさえずるような響きでフランス語をペラペラ話すのには感心。ダテにパリコレのモデルやってた訳ではないんだな。

 ノートルダム寺院、凱旋門といった石造建築物の材料は、パリ地下に広がる巨大な石灰岩の岩盤から切り出されたという話が面白い。

石を切り出した空洞の地下に骸骨がギッシリ並ぶ「カタコンブ」は、都市の拡大と人口急増に伴い墓が払底から、郊外の昔の墓を暴いて古い骸骨を整理したものなのだとか。空きができた墓地に今度は新しい遺体を埋葬したのだ。昔から、なんであんなに骨が積み上げてあるのか不思議に思っていたのだが、番組見て納得。

凱旋門から見下ろすパリの街路、バスチーユ広場の七月記念柱、エッフェル塔。一度だけ行ったパリの記憶は、今でも鮮やかに脳裏にある。象の巨大なモニュメントをバスチーユ広場にナポレオンが建築する予定だった話なども印象的だった。

左の写真は、パリに行った時撮った七月革命記念柱。夕闇に青白く浮かび上がっている。TVでもそうだったが、実に不思議な色。ちょっと肌寒い気がする2階建てバスの上から見たのだった。

今朝も通常通り出勤。通勤電車はガラガラ。都心もずいぶん人が少ない。飲食店もお休み多し。梅雨明けの暑さはどこへやら。朝から雨で実に涼しい。週末にはお盆も終わってUターンラッシュ。短い夏は、もう去ってしまうのだろうか。