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2003/01/07 川崎大師のビジネスクラス 

新年仕事始めの昨日は、例年通り、本部の管理職で川崎大師に新年の初詣と厄払いに。いつもは部単位で1万円のお札を買ってるのだが、今回は本部合同で、2万円を奮発することにした。

護摩祈願料は、1万円以下が普通の「護摩祈祷」、2万円が「大護摩」、3万円以上が「特別大護摩」と称してコースが分かれている。いわば、飛行機で言う、エコノミー、ビジネス、ファーストクラスのようなもんだな。はは。

昨年までは1万円のお札。このエコノミークラスだと、祈祷が始まるまで外で立って並んで待つ。本堂の中には入れるが、靴はもらったビニール袋に入れて自分で持ち運び。護摩祈祷が終わったら、流れ作業で次々外に出され、受取所に並んで祈祷済みの護摩札を受け取って帰るわけである。

祈祷申し込み書に社名を書いて2万円添えて祈祷受付所に。5箇所ばかりある窓口で、申込書とお金を受け取っているオジサン達は、どうも坊さんに見えない。胸の札には、「○○信用金庫 奉仕員」とある。お布施を入金してもらう条件で、取引銀行が窓口の手伝いに来てるわけだ。お金の勘定がピシリピシリと、やたらに慣れてると思ったら、やはりプロだったか。しかし、一番端の窓口で領収書を切ってるのは、ちゃんとした坊さん。それにしても、会社名で領収書もらう人が多い。

お金を払うと、今回はビジネスクラスであるからして(?)こちらにどうぞと、別の入り口に案内される。ここから階段を上ったところには、ちゃんとクツ箱あり。青いリボンを渡され、胸につけて大広間に通され、お茶と茶菓子の接待があって、のんびり法要開始を待つ。エコノミーだと、押し合いへし合いして本堂前に立って並んでるのだから、ずいぶん待遇が違うな。

しばらく待ったが、時間になると、案内があって、隣り合った本堂へ。しかし、案内された場所は、去年で言うとエコノミークラスで座った場所よりもさらに後ろ。赤い絨毯が引いてあるところだけが違うが、どうも、エコノミーとビジネスのバランスが去年と違うので、仕切りを変えてあるようだ。ここだけは前回のエコノミーのほうがよかったな。

護摩法要が終わり、ご本尊参拝が終わると、胸のリボンを見て、どうぞこちらです、と元の待合室まで誘導される。部屋の前で、お屠蘇が一口づつふるまわれる。席に戻って待ってると、申し込み名がひとりひとり呼ばれて、お札をそれぞれのところまで持ってきてくれる。エコノミークラスだと、法要が終わるとすぐに寒空の下に叩き出され、お札受け渡し窓口に自分で取りに行って並ぶのとエライ違い。お札だけでなく、なんやかやと他のおみやげがついて、風呂敷も一緒にくれる。まあ、護摩祈祷といえど、物言うのはやっぱりカネですな。<コラ!

ま、というわけで無事初詣も終了。参道途中の居酒屋で升酒飲んで酔っ払うのも仕事始め恒例。帰りが遠いのがちょっとなあ。

本日はタクシー出社。午後から社外の会議だったが、コート無しで外に出ると実に寒い。ちょっと外に出ただけで、だいぶ体力を消耗してしまった。<だったらコート着て行けっての。