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2002/01/01 ボンバイエで年越し

東京で過ごす正月はヒマである。考えてみると、正月に東京にいるというのは人生初めての出来事だ。正月というと、神戸の実家か、オーストラリアのパースか、九州、霧島で過ごすのが定番だったから。アメリカに住んでた5年間も、年末は必ず日本に帰国したか、オーストラリア行ったかだ。そういえば、シカゴーパースを飛行機で移動したのは大変だった。

紅白歌合戦を見なかった年末も、考えてみるとほとんどない。オーストラリアのパースでも、ジャパンなんとかという衛星放送で見てたのである。ははは。ま、それほど見る価値あるわけではないが、一種の風物詩だもんなあ。

しかし、この年末は、心に迷いが生じて、「イノキ・ボンバイエ:猪木祭り」などという、ラチもないものを見てしまった。

しかし、アントニオ猪木も、もうちょっとマシなマッチアップ考えろよ。高田延彦も、いったい何しにリングに上がったのか。ヒクソン戦しかり、マーク・ケア戦しかり、高田にはもう何も期待はしてないが、腰が引けてずっと離れたまま。まあ、期待通り常に期待を裏切るってのが、プロの凄みか。あれなら、やはりジャイアンツの清原をリングに上げたほうがよかった。

佐竹は、相変わらずノーテンキで、何時の間にかK1サイドではなく猪木軍で出場。勝つための戦略は、何も考えてないのがアリアリと分かったが、少なくともガッツはあった。これは誉められてもよいことである。

びっくりしたのは最後の安田(元小結孝乃富士)vsジェロム・レ・バンナ戦。「最弱」「バンナに殺される」と称された安田が、ギロチンチョークで勝ってしまうのであるから、世の中というのも、まったく何が起こるか分からない。

バクチで借金まみれ、一家離散した男の、再起を賭けた大一番。本来ならこの勝利はもっと感動モノなのであるが、猪木が噛んでると、なんでも八百長に見えてしまうのが困ったところだ。やはり、スタンダードに紅白見てたほうがよかったなあ。

真夜中になると、停泊中の船から汽笛が聞こえてくる。そうそう、神戸でもこれが聞こえないと年越しという気がしなかったが、港が近いとみんな同じだ。

本日は、のんびり起床して、ちょっとお屠蘇飲んで、ホロ酔い気分で地下鉄乗って、浅草寺に初詣。おみくじ引いたら「凶」が出やがる。←出やがるはないだろ、出やがるは。

去年の正月は「大吉」だったのだが、どうも不穏な幕開けの新年だな。ははは。ということで、とりあえず2002年最初の更新。正月早々、いったい何書いてるのやら。