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2001/07/23 全英オープン 

昨日の夜は、全英オープンゴルフを夜中までTV観戦。トップから2打差に10人近くひしめきあう大混戦。イアン・ウーズナムが、2番ホールでクラブが15本あることに気づき、激怒してドライバーを投げ捨てたのにはびっくり。ゴルフのルールで許されたクラブの本数は14本。それ以上携帯しているとペナルティがある。まさかプロの試合で、キャディーがクラブの本数を事前に数えてないとは、信じられないような凡ミスだ。

昨年の覇者、タイガー・ウッズは、12番、パー3でグリーンオーバー。ヘビーラフからのリカバリーショットは、グリーンを反対側に遥かにオーバー。ここからの第3打のアプローチがグリーン横バンカー。そこからようやく乗せて4オン。しかし、短いパットに失敗してトリプル・ボギー。ここで最終日の猛チャージをかけていたタイガー・ウッズの緊張の糸がプツリと切れた。

それにしても、去年の全英では一度もバンカーに入れない、神がかったプレイで独走の優勝を飾ったタイガーだが、崩れる時は崩れる。まるで精密機械のように調整し完成したスイングを持つ天才であっても、やはり生身の人間。その完璧さを維持するのが、いかに困難であるかよく分かる。

結局のところ優勝は、メジャーを一度も制覇していない世界ランキング2位、デヴィッド・デュバル。デュバルは、かけてるサングラスの印象か、沈着冷静、冷酷無比に見えるが、実は繊細で神経質なところがある。大きなチャンピオンシップの最終ラウンドの競り合いでは、プレッシャーに負けて自滅することが多かった。

しかし、今回は最後まで崩れることなく3打差のリードを守りきって初のメジャータイトル獲得。優勝を決めて、スコアカード提出にクラブハウスに向かうその眼は、心なしか潤んでいるかのように見えた。ずっとウッズの影に隠れていたが、考えてみるとまだ29歳。メジャー初制覇はうれしかっただろうなあ。

本日は会社がお休みなんで10時までゆっくり朝寝。明日からはまた忙しい日々なんで、ゆっくり英気を養おう。ははは。

午後から、急に映らなくなったSkyPerfecTVの対策。チューナー製造元のサポートデスクにも電話。アンテナ感度ゼロの画面が出てるということは、ショート保護回路が働いてシャットダウンされてるのではないとのこと。しかし、壁のアウトレットから入力したPerfecTVも、バルコニーのディッシュから入力したスカイ衛星の信号も、どちらも感度ゼロになるのは理解しがたい。

途中のアンテナ信号分配器や切り替えスイッチに障害があるのではないかと、あれこれ接続を変え、古い同軸ケーブルも新しい物に替えてトライ。しかし、アンテナ感度はゼロのまま。

万策尽きて、何の気なしにリモコンの「衛星切り替えスイッチ」を押してみると、突然、スカイ衛星からの番組が飛びこんでくる。あっ。なんだこれは。

ひとつのアンテナで2つの衛星を受信して、その衛星をボタンひとつで切り替えするためのスイッチだが、今の設定では、バルコニーのディッシュではスカイ衛星の信号しか拾っていない。うっかりこの切り替えボタンを押したために、信号が受信できなかったようだ。なんだか余計な手間がかかったが、ともあれまた映るようになってよかった。ははは。

ま、それにしても、4連休最終日も、すでに夕方である。明日からまた仕事か。