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2001/03/18 マイク・タイソンには勝てない

昨日は、夕方からブラっと寿司つまんで冷酒なんぞ飲もうというアイデアが浮かんだのだが、雨が降り出したので外出する気が薄れた。結局のところ、シェーキーズにカルボナーラピザの配達を頼んで、冷蔵庫から出したハイネケン飲みながら夕食。まったく最初の発想と違う結末だなあ。ま、どうでもいいのだけど。

SkyPerfecTVで、「K-1 グラディエーターズ2001」を見た。通常波でも夜の7時からダイジェストを放送してるようだが、こっちは生中継。ボンヤリ見てたのだが、PPVではないので、別にモトを取る必要もなし、あんまり力が入らない。

しかし、どうもこれといった試合はなかったような。レイ・セフォーは、小気味良い勝ちっぷりであった。ジェロム・レバンナは、あの怪我では善戦したほうだが、そもそも調整面での失敗が多い。無事これ名馬というが、そういう面ではあんまり名馬ではない。これ以上は大成しないかも。

シリル・アビディには期待してたのだが、勝ったとはいえ、明かに身体を絞り込んでないし、下腹にダボダボと脂肪がついて、筋肉にも張りがなく、しぼんだ見てくれ。ボクサーに比べたら、ほとんどトレーニングしてないのが分かる。やはり、アスレチックな格闘家というより、しょせんは、ちょっとケンカが強い街の不良に過ぎないという感じだ。

そういう面では、ピーター・アーツもあんまりフィットしてるようには見えなかった。K-1も、そもそもボクシングでは通用しない2流の選手がやってる格闘技、という悪印象を払底するには、それぞれの選手がもっと体調管理とトレーニングに気を使わないといけないという気がするなあ。今のままでは、K-1の選手は、すでに衰えきったマイク・タイソンと試合しても、おそらく誰も勝てないだろう。