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2000/03/25 ハードロックの化石 / 「信長 あるいは戴冠せるアンドロギュヌス」

昨日は仕事の打ち上げ。仕事を定時に切り上げて6名で近くの海鮮問屋へ。地下2階にも部屋があるとは知らなかった。

担当のオバちゃんがまず注文した生ビールを全然持ってこないので部長が怒りだす。なんだか不穏な幕開け。ま、しかしその後は、次々と料理も酒も到着して、一安心。カニや刺身をつまみに「大阪屋長兵衛」飲んでいい気分。

Y君は、今度、再結成されて来日を果たしたディープ・パープルのコンサートに行くのだという。ハード・ロックの生ける化石、パープルも実に懐かしい。しかし、リッチー・ブラックモアが参加してないと、あんまりディープ・パープルって気がしないのが残念。おおかたギャラか何かでモメたんだろう。このバンドは、昔からよくモメてたもんなあ。

そういえば、イアン・ギランの誕生日について日記に書いたことがあることを思い出して日記ファイルをエクスプローラで検索。97年8月の日記に、イアン・ギランが52歳だと書いてある。

だとすると今年の8月で55歳か。もっと年食ってると思ったが、案外そうでもないような。ま、考えてみればジョン・ロードなんかのほうが年上だ、きっと。ジョン・ロードはさすがに還暦を越えてると思うけど。そろそろ「パープル・アンプラグド」なんて録音して、生ギターとピアノで「ハイウェイ・スター」なんて演奏しないだろうか。



夕方からちょろっと外出。「信長 あるいは戴冠せるアンドロギュヌス」(宇月原清明・新潮社)購入。

あんまり期待してなかったが、帰って読み出すと、これが面白くて一気に読了。

織田信長は、両性具有者で、ローマ皇帝ヘリオガバルスと同じ血脈を引く、古代シリアの暗黒の太陽神の申し子であった、というトンでもない妄想を、戦前のベルリンと安土桃山時代が交錯する、驚くべき小説にまとめあげた著者のイマジネーションには感服した。

ということで本日の日記終了。明日はちょっと出社しなければならない。いよいよ期末決算も近づいてきた。ちょっと憂鬱だ。