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徳田さんが、01/15/2001に268,000をゲット!
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2001/04/21 いちおう復活 久々の乱読

相変わらず、ずっと決算の泥沼で仕事してたのであった。木曜日の午後、決算短信の最終原稿を広報に渡した後になって、部下のK君が沈鬱な顔で報告に来る。「短信の原稿、間違えました」

今ごろそんな事言うなっちゅーの。内容を聞いてみると、関連当事者との取引の注記の文言。前回の有価証券報告書をそのまま写したので、フォーマット変更になって削除された欄についての注記がそのまま残っていた。ちょっとチェックが漏れたなあ。しかし、存在しない欄について注釈をしてるだけで、必ずしも致命的なエラーではないのだが、どうするか。

広報に確認すると、まだギリギリ差し替えが間に合う。部長に謝って原稿を差し替え。その後で部下を呼んで、「もう余計なチェックはやめよう」と伝達。すでにサイは投げられた。この後で決算資料にミスが見つかっても、差し替えする時間はない。あとはゴメンナサイと謝るだけの話である。ははは。

金曜日には、無事決算発表が終了。夕方は定時で終わって、部下全員連れて、決算大打ち上げ。新人歓迎会と、GW最終日に上海に赴任するK君の送別会も兼ねてるので、なかなか盛りだくさんである。

日比谷地下の飲み屋でワインなど飲みながら大宴会。さすがに残業続きだったので、酒が回る。一次会が終了した後、同じく近くでやっていた隣の課の決算打ち上げと合流。総勢30名近くとなって、日本酒やらワインやら焼酎飲んで宴は続く。

そこも追い出された後、深夜営業の中華料理屋に席を移して15名ばかりで3次会。1時過ぎまで飲んでタクシー帰宅。アホですがな。ははは。



本日は二日酔いでフラフラ。昼飯はタクシーで銀座に出て、直久向いの店で特製チャンポンなど食す。その後、旭屋書店で手当たり次第に本を物色。「インド待ち」(周防正行/集英社)、「巨人、大鵬、卵焼き」(大鵬幸喜/日本経済新聞社)、「イタリア・奇跡と神秘の旅」(坂東真砂子/角川書店)「キッシンジャー最高機密会話録」(ウィリアム・バー/毎日新聞社)、「裏ネタ!世の中の怪しいカラクリ566」(エンサイクロネット/アルファベータブック)。

午後からはのんびり読書三昧。大鵬の自伝は、日経「私の履歴書」に掲載されていたもの。書かれているのは、「最近の若いものはケシカラン、ワシの若い頃は…」流のアナクロな人生感であるが、裸一貫で、相撲一筋に横綱にまで上り詰めた男というのは、そういうもんであろうと妙に納得してしまうところあり。なかなか面白い。大鵬の3女は、185センチも身長があって、婿サンになった貴闘力より背が高いのだそうだ。そんなツマラナイところに感心。やはり白系ロシアの血である。

「インド待ち」はTVの取材でインド映画の現場を訪れた、「Shall We ダンス?」周防監督のインド旅行記。飯のことが克明に記してあって、なかなか面白いが、後半ダレる感じがするのは、何事も淡々として描写する、周防監督の熱量の低さの影響だろうか。自分の映画撮る時も、あんなに淡々としてるとはちょっと信じられないような気もするが。

「イタリア・奇跡と神秘の旅」は、宗教やら奇跡やら人間やらについて、何事も簡単に推測で割りきってしまう著者の哲学にちょっと辟易する部分もあるが、イタリアの一風変わった旅行記として面白い。またイタリアに行ってみたいもんだ。「裏ネタ!」は、ほとんどすべてどこかの雑学事典で聞いたような話の羅列であって、あんまり価値無し。

さて、これから、えらくぶ厚い「キッシンジャー」に取りかかる予定。しかし、だんだんと眠くなってきたな。<だったら寝ろよ。
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