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1999/08/21 「日本のマンションにひそむ史上最大のミステーク」

部屋でのんびり休息。「日本のマンションにひそむ史上最大のミステーク」読了。この本は、以前、新聞広告で見て探してたが、最近、あちこちの本屋で売れてるようだ。

日本のマンションだけが、欧米の常識から外れて内断熱で作られており、これが家ダニや結露やコンクリート劣化の原因になっているというお話。内断熱というのは、建物の外壁はそのままにしておいて、マンションのそれぞれの部屋の外側を断熱材でカバーする工法だが、欧米では20〜30年以上前に健康面や省エネルギー面の悪影響からすたれた工法なのだという。

欧米では、建物のコンクリート主筐体と外壁との間に断熱材を張り詰めて、建物の全体を断熱する工法が主流で、内断熱の建物ばかり作ってるのは日本だけなんだという。著者がスウェーデンなどの建築専門家に、「日本のマンションは99%が内断熱で作られている」と話すと、全員が、「信じられない、行政は何をしてたのか」と驚く、というのだが。

まあ、専門の話は分からないが、なかなか面白かった。欧米と日本ではそもそもの気候の差もあり、日本は日本特有の事情があったのかもしれないが、こうもあれこれ内断熱マンションの欠陥をあげつらわれると、さすがに住むのが心配になってくる。

マンション引越しや新規購入を考えてる人にも一読を勧めたい。いや、しかし、実際には読まないほうがいいかもしれないな。たとえ、内断熱マンションが欠陥だらけであったとしても、日本では、そもそも外断熱のマンションなんてほとんど建築されてない。心配してもどうすることもできないのだから、今のところ悩んでもしかたないなあ。