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2002/09/29 「激しく倒れよ」/ 海外スピード郵便

日曜日なのに、7時半に目が覚めてしまった。2度寝しそびれて、「激しく倒れよ」(沢木耕太郎/文藝春秋)を拾い読み。大場政夫のスポーツカーによる事故死。輪島功一が壮絶に散った最終試合。ボクシングを扱ったルポルタージュが印象深い。しかし、扱ってる題材が、かなり古い事からも分かるように、沢木耕太郎は昭和22年生まれで、もう55歳。たまたま「新橋鶴八」で隣り合わせたことがあるのだが、しかし、そんな年には見えなかったなあ。

沢木耕太郎のスポーツを扱ったノンフィクションは好きだが、舞台が海外になったルポルタージュになると、何とは言えないが、妙な違和感を感じることがある。脚色が、やや虚実で言うと、虚のほうに傾きすぎたような、漠然とした居心地の悪さというか。なんなんだろうな。分からん。

ちょっと海外に小包を送る用事があったので、京橋郵便局まで。EMSという海外スピード郵便用の箱があったような気がしたので、窓口でそれを所望。しかし、なんだかボンヤリとした若い職員は、箱は「ゆうパック」の160円のしかないと言う。おかしいなあ。「じゃあ、それでいいや」と言うと、裏の倉庫でゴソゴソやってたが、EMSと書いた紙箱を持ってきて、「EMS用のボックスはタダでした」と持ってきた。ほらみろ、コノヤロー(笑)。

中身を入れて住所書いて差し出すと、ここからまた重量計って料金出すのにモタモタ。大きな郵便局が、日曜もやってるのは便利だが、仕事してるのは、慣れてないバイトか何かなのだろうか。また使うときのために、EMSの箱を2つもらってから帰宅。

午前中はのんびり。午後は、本日付けで海外の現地法人に赴任する部下の見送りに行く予定。日曜に成田まで往復ってのも、結構、面倒なもんであるが、しかたない。