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[リシャフト実験室 その2] スピーダー757がやって来た!


リシャフトした3本 ほっほっほ!
食わず嫌い(っていうか、打感は相変わらず大嫌いだけど・・)で避けてきた300Sがこんなに易しくて良いクラブだとは思ってもみませんでした。ヘッドを譲ってくださったM45さんに大感謝です・・

 さて、実験君1でターボテックをさした300Sですが、練習場での打ち込み結果は上々。現在手持ちのチタンウッドの中ではトップクラスの安定性を誇っています。

 ただし、ターボテックのブルー・ターボということでキッチリと叩いて振り抜いてやらなければボールの勢いは落ちてしまいます。アイアンとの流れも悪くはないのですが、さすがにちょっと疲れるクラブになってます、はい。

 もともと300Sのヘッドってこういうハードっていうか、しっかりしたシャフトとの組み合わせで威力を発揮するようになっているんでしょうね。オリジナルのシャフトとの相性は(あくまで個人的な感想だけど)完全にシャフトが負けているとおもう。だから、打ちこなせる人が少なかったんじゃないかな? フェースの向きに注意が必要だけど、パワーのない人は300Eを使うのがよろしい・・ただし、ちゃんと刺し直ししたりして調整は必要だけどね。

 さて、全体的にソリッドなクラブに仕上がった300S@ターボテック。もう少し楽・・というか、ハンドルの遊びのような要素を加えることができたらさらに打ちやすくて飛ぶクラブになるんじゃないか?

 とまあ、ありがちな欲張りの悪魔の囁きに動かされて、リシャフトの第2段です。
今回のシャフトはフジクラのスピーダー757。最近になって、派手なカラーリングのツアースペックが入手できるようになりましたが、そういうのはプロに任せておきましょう(笑)。このシャフトは虎の穴読者のZさんが持っていたモノをterryの蟲のてりさんが譲って貰ったもの。それがなぜだか私の300Sに刺さることになりました。てりさんは「飽きたらヘッドごと返してくれ」と言ってますので、意地でも打ちこなしてやる・・(爆)

 重量はターボテックの78gに対して数グラム軽い。トルクは小さめだけど、振った感じはソリッド感は少なく、粘り感が強い。この粘り感があれば、アルマイトの弁当箱みたいなヘッドの打感の違和感が少しは小さくなるかもしれない・・ 弾道と飛距離に関しての詳細レポートはまた今度ね(笑)。

 一番上の写真の左が300S@スピーダー757。真ん中のUFOみたいなのはジョン・デーリーで有名になったウィルソンのインベックス・メタル。300Sに刺していたターボテックをこちらに移植してみました。ソリッド感の強いブルー・ターボにシャローなメタルヘッド。かなりシャープなクラブに仕上がりました。右端はゴールドウィンのCNCミルド。これにはてりさんから貰ったジョイメニーのメタルウッドの軽量ボロンシャフトを刺してみました。ジョイメニーのシャフトって抜いてみるとわかるけど(笑)、グラファイトデザインが多いんですよね。ヘッドは・・ううう、これは触れるのは止めておきましょう。私には構えただけで球筋がイメージできました・・左隣のフェアウェイの良いところに飛び込んだボールが・・(爆)。

 リシャフトってある意味、博打みたいなもんです。
ヘッドの特性、シャフトの特性、それぞれはわかっていても組み合わせたらどうなるか、なかなかわからない。自分のうちで手軽に刺し直し・・なんてのは無理なんだけど、打つのは自分自身なんだから、人に聞いてもある程度のヒントしかつかめないよ(笑)。とりあえず試してみる、ってのが虎の穴的アプローチだと思うんだわ・・(笑)

 首領のお薦め度: 300Sとスピーダー757の組み合わせは・・ 86点

(C)ゴルフ虎の穴 首領