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オリマー・トライメタル 生まれ変わった久津間チタンに勝てるか?
トライメタル パーシモンの名品、ブラックパワーで思いっきり凹んだ首領が、現在のセッティングを考えてちょっと浮気心を出したのが、左のオリマー・トライメタルのドライバーである。

 スイングの調子が悪いときでも、トライメタルの17度(写真上)は良い感じで振れる。ドライバーがヒドイ場合はティショットで210ヤード前後を良い感じで狙うことができるのである・・ ← だったらそれでラウンドすれよ、ってのは言わないでね(笑)

 と、いうわけで同じシャフトのドライバーを中古で買ってみたのである。トライメタルには日本使用のシャフトの入ったモノ、プラスシリーズというEIシャフトが入ったモノなどが存在するが、首領にはアメリカで買ったUSA仕様が一番合っているようである。クラブセッティングを考えた場合、アイアンを基準にしてFWを選んで、さらにドライバへと広げていくのが良いのかな? 一番使うアイアンから考えるのが今のところベストだと思っているので、まあ、間違った選択ではないだろう(笑)。
 試打した感想は・・ ぬははは、なかなかいいあんばいですな(笑)。
17度のFWとほぼ同じテンポで振り抜ける。マレージングフェースでの打感に対してはそれほど違和感は無いし、ちょっと長いのが気になるが、セットとしてのつながりがかなりよくなった感じがある。lただし、飛距離はそれほど出てないような感じ。球が軽いというか、弾きが良い反面、風に弱いような印象である。
久津間オリジナル さて、右の写真はシャフトを交換した久津間オリジナルチタンである。

 以前に紹介したが、久津間さんのところのプロトタイプを当時のエースだったワーステチタンのシャフトをぶっこ抜いて(笑)、差し替えてもらったといういわくつきのモノ。

 なにしろワーステチタンのシャフトがHM80のXだったのでとにかくタフなスペックに仕上がってしまったのである。体調万全で夏場限定のドライバーというところか(笑) ← 涙じょろじょろ

 それだけタフに仕上がってしまうと、これまでの流れで言えば「お蔵入り」になってしまうのだが、この久津間チタンは打感といい、構えた印象といい、寝かせてしまうには惜しい逸材。なにがなんでも使いこなしたくて、久津間さんに泣きを入れてシャフトを交換してもらったのである(笑)。
ヘッド上部 写真左が、久津間オリジナルチタンをセットアップした上からのモノ。

 ネックに糸を巻くことにより、フェイスのラインとシャフトの線のつながりが格段に良くなっている。フェイスはあくまでもストレート。それに対してシャフトもヘッドに真っ直ぐに入っている。

 これを使い出すと他のクラブが使えなくなります。
ようするに、市販のクラブの多くはシャフトが左から入ってフェイスがカブってみえるわけです。そうなるとセットアップしただけで、普通のクラブではチーピンのイメージしか湧いてこなくなる。怖いことですな(笑)。

 さて、今回起死回生をかけて入れ替えたシャフトは久津間オリジナルのボロン・コンポジットのモノ。これでヘッドもシャフトも完全に久津間オリジナルになったわけです。ま、前回のHM80-Xが特別だったわけで、クラブとしてのバランスという点で、しっくりこないのは仕方ない・・と(笑)。で、シャフトのスペックですが・・これがよくわかりません(笑)。ボロンが入っているのでかなりしっかりしていますが、重量とか振動数とかは計測してみないとわからんです、はい。
シャフト これまでのリシャフトだと、試打してスペックを決めてからショップに注文してたのですが、今回はドライバーを預けて「久津間さん、私のあうやつお願いします」と、それだけ・・(汗)。

 でもねぇ・・それで済むところが久津間さんの凄い所なんだわ。つきあいが長くなってて体型やパワーやスイングってのがわかってるからそれだけの注文で合うモノが出来てくる。ああ、なんて幸せな環境なんでしょ・(笑)
 さて、生まれ変わった久津間オリジナル・チタンですが、飛びますぜ、旦那!
不動のエースだったワーステチタンと同じぐらいでてるような感じ。まあ、慣れてないのでタイミングがまだ取りづらいんですが、とにかく球が重い感じ。芯を食った時にはドゴ〜ンってな感じで球がブッ飛ぶ。前述した、トライメタルの球だと風に弱い印象なのだが、こっちは風を突き抜けて飛んでいく感じ。どうやら、エースの座はこれに決まりそうな予感が・・
 ちなみに、久津間オリジナルチタンは春には量産タイプがでてくるとの情報が入っております。
詳しい情報が入り次第、虎の穴/久津間梁山泊で紹介していきますね。
首領のお薦め度: 万能FWのトライメタルはドライバーでも万能タイプ。風に弱いのがちょっと難点: 80点

(c) 虎の穴首領