TOPへ戻る Back What's new?

Carbiteパター ZMモデル テレビCMでお馴染みの・・(笑)
ZMパター テレビCMでお馴染みのポーラ・バランスパター・・(笑)

 以前、虎の穴USAの時代にアメリカでテレビCMを見て購入してしまった首領なのだが、アメリカでのラウンドで折ってしまい ← 理由は極秘 ← 「折れた」ではなく「折った」 帰国後にシャフト交換した後、友人のところに旅だってしまったのである。

 テレビCMは当時から全く変わっておらず、紹介されいているのはノー・ネックのT字とマレットタイプの2種類なのだが、並行輸入でネック付きの新しいモデルが入ってきているので、コンペで45パット爆発記念ということで(謎)3パット撲滅を目指して購入してみた ← 涙じょろじょろ

 さて、新しいモデルのヘッド形状だがモデル名がZMとなっているが、もしかしたら「PINGのZINGタイプモデル」と言う意味ではないか? まあ、PING社の凄いところはヒール&トゥバランスのヘッド形状はありとあらゆるデザインのモノを出しており、追従するメーカーのモデルは殆どがPING社のモデルと同じになっているというところである。このZMモデルもオリジナル形状と言えないこともないが、一言で言い表すなら「PINGのZINGタイプ」と言えそうなのだ(笑)。
バックフェイス 写真はZMのバックフェイス。

 Carbiteのポーラ・バランスパターの特徴はヘッドのヒール&トゥにタングステンを用い、本体をアルミにすることによって極端なヒール&トゥバランスにしてしまってスイートエリアを広げるというところにある。

 写真ではヒールとトゥ部のタングステンウェイトが黒っぽくなっているのが分かる。この部分だけでパターヘッドの全体重量の80%になっており、比類のないヒール&トゥバランスを実現しているのである。
フェイス面 こちらはフェイス面の写真。

 Carbite社のパターのもう一つの特徴はフェイス面のインサートにあり、スピンをコントロールして伸びのある球が出るようになっている・・のだが・・

 初期のモデルでは鉱物的な粒子の粗い茶色のインサートだったのだが、このモデルでは黒くて平滑な面のインサートに変更されていた。後述するが、シャフトが変わったこともあり打感が硬く感じられ、球離れが早い感じがする。ポーラ・バランスによるミスショットへの広い許容性は以前のモデルと同じぐらいあるようだが、硬い打感に変わってしまっておりフィーリングはあまり良くない。
上から 写真はZMモデルを構えた上からの写真。

 ショートネックのおかげでヘッドへのシャフトの入り方は自然に見えるし、セットアップによるラインも出しやすい。ZMもそうなのだが、最近のCarbite社のパターのシャフトはツルー・テンパー社のスチールシャフトに変更されている。

 首領がアメリカで折ったのはアルミシャフトなのだ(笑)。まあ、アルミだから折れちゃったということもあるんだけどね・・ パターの重量配分という点で、シャフトの重量もバランスという点では大きな構成要素になっている。アルミとスチールではその重量に大きな差があるし、振動吸収性能も異なってくる。アメリカで買った時のモデル(アルミシャフトのT字タイプで粒子の粗いインサート)では、柔らかい打感で強烈な球の直進性を感じたのだが、このZMを含めて最近のモデルではその感激は薄れてしまっているような気がする。

 インサート素材やシャフト素材の変更が「改良」であれば大歓迎なのだが、個人的には改良ではなく、改悪になっているような気がしてならない。あとは実戦でどれだけ使えるかの検証でその答えをだして行きたいと思っている。
首領のお薦め度: テレビCMが大好きな貴方に! 85点

(c) 虎の穴首領