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ミズノプロ FORGEDU T.P.A.18似のパター
FORGED2フェイス面 去年の年末あたりから、ガルシアのパターが気になっていた首領なのである(笑)。

 ガルシアの使っているのはキャメロンのオリジナルモデル。

 ベースになっているのはT.P.A.18というモデルで、フェイス面はL字のラインだし、ネックの曲がり方はL字そのものだが、バックフェイスがヒール&トゥバランスになっているタイプ。

 ガルシアモデルは国内では26万位の値段が付いており、ちょっとやそっとでは手のでないモデルなのである。というわけで、性能的には変わらないだろうと、オリジナルのテーラーメードあるいはウィルソンのモデルを中古ショップで探しているときにこのミズノプロのFORGEDUに巡り会ったのである。ちなみにお値段はガルシアモデルの20分の1以下だったりする(笑)。

 さて、このパター、前述したようにネックの入り方は完全にL字のソレである。
従って、打ち方もL字と同じストロークになるのだが、バックフェイスのハカマがテイクバックの引き易さとストロークの安定感を出している。T.P.A.18ではこのハカマが半月型になっているのだが、FORGEDUでは長円型というか長方形に近くなっており、さらにラインが出し易くなっているのである。
トップ 写真はセットアップした上面からのもの。

 トップブレードに意識を集中すれば完全にL字(特にIMG系)のイメージでストロークすることが可能である。さらに特筆すべきはオリジナルのT.P.A.18が鋳造の塗装モデルなのに対して、こちらは軟鉄鍛造の削り出しもでるのメッキタイプ。そのおかげでかなりしっかりとした、しかも柔らかいタッチが出せるようになっている。

 実際に打ったことは無いが、キャメロンの手によるガルシアモデルもおなじようなスペックなので似たような打感になっているのではないか・・うーむ、そう考えるとガルシアモデルが欲しくなってくるなぁ(笑)。

 ミズノってこういう良いパターをなんで絶版にしちゃうんだろうねぇ・・
ま、ミズノに限ったことではないな(笑)。次から、次へと新しいモデルがラインナップされ、流行のスタイルを追っているわけだが、性能的にどれだけ進歩しているかは疑問な点も多い。だからこそ、パターを集める人が多いんだろうね(笑)。

 このパターを購入するまでは、T.P.A.18をベースに火造りの藤本さんにキャメロンのガルシアモデルのそっくりさんを造ってもらおうかと考えていたのだが、できあがりのイメージはまさにこのFORGEDUだったりする(笑)。ま、できるならメッキを落としてガンブルー仕上げにして、フェイスにDONと打刻したかったのだが・・(笑) オリジナルの20分の1以下の値段でご機嫌なパターを手に入れることが出来たので良しとしましょう。
首領のお薦め度: 温故知新、これであなたもガルシア風味 85点

(c) 虎の穴首領