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新生ワーステチタン 対ベジータ最終兵器・・
ワーステチタン改紫 前回、久津間チタンのヘッドを生かすために栄光のエースドライバーの座から降りることになった、J'sワールドステージ・チタンだが、三菱レイヨンのシャフトによってワーステチタン改として生まれ変わることになった。

 左の写真は左から順にEONのTM301(48インチ)、ワーステチタン改、そして久津間チタン(45インチ)である。そうなのだ、ワーステチタン改は超尺クラブとして甦ったのである。長さは46.5インチで超尺としては短い方だが、三菱レーヨンのパイロフィル・マックスという新世代のシャフトを入れて非常におもしろいスペックに仕上げることができた。

 シャフトが軽量化すると粘りが減るというのがこれまでシャフト特性。これに対してパイロフィルXという素材は軽量化しても粘りを維持する素材で、軽い、長い、でも思いっきりブッ叩けるという不思議な特性を実現するのである。通常は48インチから49インチあたりの長さのクラブに仕上げるらしいのだが、その場合は軽量のデカヘッドを使うらしい、今回のヘッドはワーステチタンで十分な重さがあるため、超尺に仕上げるより、思いっきり叩ける長さ・・ということで46.5インチに仕上げてみたのである。ちなみに総重量は285g程度。驚くほどの軽さである。金色

 できあがったクラブは恐ろしいほど軽いのだが粘りがあって長さを感じさせることなく、思いっきり叩くことが可能になっている。オリジナルのワーステチタンが45インチだからその差は1.5インチ。超尺の効果はさほどでもないが、同じテンポで振っても長さの分だけヘッドスピードが上がるという寸法(笑)。楽して飛ばすには良いシャフトかもしれないね。もうひとつ、おもしろいのがシャフトの塗装。上のネームが入った写真ではシャフトが紫色に写っているが、下の写真では赤というか金色に近い色になっている。実はこのシャフト、見る角度によって色が変わる玉虫シャフトなのである。まあ、スコアには無関係だが、ちょっとおもしろいでしょ(笑)。
 久津間チタンとワーステチタン改。どちらが次期エースの座を獲得するかこれから熾烈な争いを演じることになりそうだが、首領の新しい武器として活躍してくれそうな雰囲気プンプンである。
久津間チタン総重量振動数 で、話はその久津間チタン・・

 スペックの測定結果は以下の通りである。長さは45インチで総重量は左の写真の通り、345.7g。振動数は右の写真のように286cpmに仕上がっている。数値を聞いただけでどういうクラブなのか想像できる人は、クラブいぢりが好きな人(笑)。

バランス 簡単に言えば「普通の人だと身体壊すかもよ」って感じ(笑)。
ヘッドバランスは軽めのD3という所。実は、このスペックはヘッドのソールに貼った大量の鉛を剥がした後のスペック。久津間さんが調整してくれたスペックはこれより若干軽めのモノ。

 ヘッドバランスD5を出すために鉛を貼ってみたら、全体重量が350gを越えてしまったのであわてて剥がして現在のスペックに落ち着けたのである(笑)。でも、これが45インチという長さながら振り易いんだよねぇ(笑)。いや、みんなも身体鍛えようぜ、ほんと・・

Newingライフル ちなみに左の写真は、首領のお気に入りのNewingチタンにライフルシャフトを刺した、アルマゲドン級のドライバーの総重量写真である。

 トレーニング再開とともに、ガンガン振り回しているのだが、昔(30代前半)に比べてクラブの振り抜きがちょっと鈍ってきたので、重量を再測定してみたのだ・・

 ほっほっほっほっほ・・・(汗)
ああ、私も昔はパワーあったのね。この重量がどの程度のモノか想像つく人は、スチールシャフトのパーシモンでスイング造りをした人だけかもしれん・・ ワーステチタン改より100g重いことになる。100gっていうと・・スチールシャフト一本分か・・(笑)

(c) 虎の穴首領