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ブリジストン BIIM Club-X
Club-Xと鯱 首領久しぶりのユーティリティクラブ購入なのである。

 写真左がブリジストンのBIIM Club-Xで右側がホンマの鯱。どちらもロングアイアンの替わりとなるユーティリティクラブなのである。鯱はユーティリティクラブの先駆け的クラブだが、購入してから5年から6年経っているクラブである。ちなみに、コースでは一度使って即座にお蔵入りだった・・

 現在、多くのユーティリティクラブが発売されているが、大別すると2種類に分けることが可能だ。写真の二つを比較していただければわかるが、シャフトの延長線に対してフェースが外側にあるか、内側にあるかである。フェイスが内側に位置するのがいわゆる「グースネック」と呼ばれるタイプである。
 チタンヘッドのプロギアのZOOM、ロイヤルコレクションなどが右のタイプ。リョービのビガロスは左のタイプ・・っていうかそっくりさんですな(笑)。ちなみにブリジストンのMARU-Xはどちらかというと左のタイプに属する感じ。
フェイス面 イメージ的には前者がウッドに近く、後者がアイアンに近い。機能的にはどちらも一長一短で甲乙つけがたいのだが、構えたイメージは極端に異なる。鯱は一回のラウンドでお蔵入り・・と書いたが、首領はグースネックが大嫌いなのである。球が捕まりすぎて引っかけるイメージが強く、セットアップも上手くいかない。実際のラウンドでは朝イチのティショットでチーピンを打ってボールは山の奥に消えたのである・・ ← 涙じょ〜

 と、いうわけでウッドの流れのイメージが強いブリジストンのBIIM Club-Xを購入することになったのである。発売されてるスペックはロフトが20/23度の2種類、シャフトがR/Sの2種類の計4種類である。今回購入したのはロフト20度のSシャフトのモノ。値段的にはヘッドがチタンとかではないので、意外と安くて定価が約30000円。チタンだから飛ぶ、というわけではないし、飛距離より方向性を重視したいクラブなのでスペック的にはこれで十分なのである。
ソール面 さて、実際に打った印象だが、「とにかく楽で曲がらない」である(笑)。セットアップで引っかかるイメージを抱かせないというのが効果を出しているのか、スイングとしては「あげておろす」だけ。アイアンの様に打ち込む感じは必要なく、軽くあげてヘッドをボールのところに戻してやるとビシッとボールが飛び出す。いやぁ、簡単じゃぁ(笑)。

 打感は首領としては好きな方である。フェイスに食いつくという感じではなくウッドのソレと同じでフェイス面で弾くという感じ。不満な点というのは、全体的な重量不足とシャフトの柔らかさ。首領にとってはちょっと軽すぎ、柔らかすぎと言う感じで、叩きに行くとヘッドが暴れる感じがあってちょっと不安。もっとも、ユーティリティクラブというのは、ロングアイアンが苦手な人向けに楽にボールを飛ばそうというクラブなので、しゃかりきになって叩きに行く事がそもそも間違ってますな(笑)。

 現在、200-230を狙うクラブとしてはタイトライズのStrong5かStrong7をバッグに入れているのだが、この楽さ加減からいうと、こっちの方がスコアに直結しそうな予感である。あー、でもなぁ、アスリートゴルファーを目指すはずなのに、こういうクラブで楽しちゃいかんよなぁ・・
首領のお薦め度: ロングアイアンの苦手なパワー不足の方に・・ 85点

(c) 虎の穴首領