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みんなのゴルフ by 首領(悪)

 そういう名前のプレステのゲームがあるのだが、そういう話ではない・・
先日、友人達と話している時にあるML(メーリングリスト)でのトラブル話を聞かせてもらったのだが、今回のウダウダはそれに端を発している。
 トラブルっていうか、へそ曲がりのゴルファーが居て、「シャフトを交換してみました」といったたわいもない話題に対して「自慢しているのか?」というような事を書いて個人攻撃に近いようなことをやってるとかやっていないとか・・(笑) 道具を云々するのはプロになってからやれ、とか、欲しくてもクラブが買えない者がいるんだから自慢話のようなことはやめろ・・っというようなことを言いたいらしい。ま、ある意味正論かもしれないね。虎の穴を始めた頃は、まだまだ道具に凝るなんてことが許されない風潮(笑)もあって、「ゴルフを馬鹿にするな」とか、「道具より自分の腕を磨け」というような悪意のメールが数多く舞い込んだものである・・ ← 遠い目
 ゴルフはいろいろな意味で「自由な」スポーツである。
お金に関して言えば「個人の裁量でどれだけ使っても、誰からも文句言われない」という点において自由。まあ、他人に迷惑をかけてないこと、というのが前提条件にはなるけどね(笑)。10年間使い続けたぼろぼろのドライバーでラウンドしようとも、特注で作ってもらった一本50万のドライバーでラウンドしようとも、ゴルファーとしての立場は同じなのである。他人が目新しいモノを持っているのが悔しければ、努力して手に入れればいいじゃない・・ だれも邪魔はしないと思う。
 たとえば、ゴルフ条例というのがあって、個人が年間に使えるゴルフ費用の上限を国が決めてそれを押しつけられているのなら不平等かもしれないが、そうじゃないよね? 使いたいだけ使うがいいじゃん。現実的にそんなことは不可能な人が多いし、私自身、ゴルフをやるためにいろんなモノを我慢しているわけである。酒を呑む回数を減らし、服を買うのを減らし、美味しいモノを食うのを減らし・・(笑) ← 書いていてちょっと悲しくなった お金がうなるほどあって、湯水の如く使える人もいるようだけど、そのお金を稼ぐために努力してるわけだから、やっぱり平等なんだよな。すべては自分がゴルフを楽しむためにどこで努力するかの問題なのである・・
 で、ね、ここからは暴論になっちゃうのだが、「どんなに努力しても新しいクラブ買うお金なんて出てこやしない。自慢げに新製品の話なんてするんじゃねぇよ・・」とおっしゃる方は・・ゴルフなんて止めた方がいいね、うん。昔、「貧乏人は麦を食え」と発言して問題になった政治家が居たけど、自分の置かれた環境を呪うが故に、他のゴルファーにイチャモンつけるような奴はゴルフやっちゃいかんと思うな(笑)。自分のゴルフ、他人のゴルフ、いろんなものをすべてひっくるめて笑って楽しめる人しかゴルフはやっちゃいかん・・ってのは、言い過ぎか(笑)。
 まあ、メーリングリストだのBBSってのはゴルフ好きだの、道具好きだの、アクの強い人が多く出入りし、そういう情報が常時飛び交っているわけなので、そういうのが「自慢」に見えてしまう人は早めにそういうところの出入りを止めた方がいいね。ゴルフの楽しみ方はそういうところに居なくても味わえるものだから。毎日、自宅の玄関先にゴルフ仲間が訪ねてきて、自慢話を聞かされるのなら困りものだろうけど、インターネットの世界では嫌なら目にしないように目をつぶる自由というのが保障されているわけだから・・おっほっほ。
結論:人のことを羨んでばかりいる奴はゴルフやる資格なし!
 お金をかけるのも、かけないのもゴルフの楽しみ方という点で、個人の自由である。自分が楽しむことも大事だが、一緒に回った仲間から「おまえとプレーできて楽しかった」と言われるようになりたいものである。難しいことだけど、そうなれるように努力したいのぉ・・ '99.10.14

(c) 虎の穴首領