[2/24 ゴルフフェア2002] へそ曲がりレポート

(番長) ゴルフフェア2002に行ってきたんだろ? なにか特ダネはあった?

(首領) なーんもなかったよ(怒)。大手の新製品はマスコミでレビューされてるし、年々入場者が減っているわ。大手は見る価値ほとんど無い感じだ。それでもいくつか面白いの見つけたのでへそ曲がりレポートするね(爆)。

【大手全般】
新製品については雑誌などで取り上げられており目新しい物は無し(爆)。キャンギャルのスカートが短くておやじウケは良い。

【三菱、ツルテン、プレシジョン】
工作君様にバイメトリクスのロケットとかTX90とかライフルダイヤモンドとか気になるものは結構あったが、素人が興味持って展示品を眺めていても係員は全く相手にしてくれなかった(爆)。三菱はS-TRIXXのIPシリーズを使っているが蒸着層が傷で剥がれるトラブルに見舞われているので係員に話を聞こうとしたがほとんど無視。すげー気分が悪くなったのでS-TRIXXが大嫌いになる(爆)。

【気になったアイアン】
ベンホーガンヒロ・マツモトアイアン左がヒロ・マツモトのアイアンで右がベン・ホーガンのあたらしいプロモデルのキャビ。

ヒロマツモトの方は市販についてはまだ細かいことが決まっていないとのこと。NCで削ったいろんなプロトタイプの展示もあったので、本気でアイアン造りはじめるのかもしれない。

メッキの仕上げが異なるタイプが置いてあり完成度は高そうだが個人的にはなんかセンス悪い。WOSSの廉価版(ベリリウムカッパー装着じゃないやつ)のジャンボモデルのイメージが強いんだよね。あたらしいベンも仕上げは綺麗なんだけど「どの辺がプロモデル?」って感じ。どちらのアイアンもかなり左向いていてそのまま使う気はなれないな。


【EONスポーツ】
以前、帰国してから会社訪問していろいろ見学させてもらったこともあり、もしかしたら東社長に挨拶できるかな、と行ってみたのだが係員が2人ぐらいいただけ。出展はウッドだけでアイアンはカタログも無し。アーメット素材のウッドをラインナップしていたのだが、係員はまったくやる気無し状態。展示品すべてを手にしてフェースの向きとかチェックしていたのだが、説明どころかこちらに寄ってくる気配もなし。フェア最終日で疲れてて、怪しげな素人に説明なんぞしたくない・・ってのはわからんでもないが、確実にユーザを一人失ったと思う(爆)。東社長にメールでチクってやろうかと思ったのだが放っておくことにする。
2/27追記:HDがブッ飛んだ自宅のPCにはメアドが残ってなかったんだけど、ノートのバックアップにメアドが残っていたので東社長にメールしました(笑)。7−8年ぶりの出展だったみたい。メール出して数時間で返信が帰ってきたのにはちょっと驚き。社長はやる気満々なんだよなー(笑)。職人集団としてはすげー面白い会社なのでチャンスがあればまた遊びに行こうかと(爆)。でもね、素人のお客の扱いが悪かったブースって、ほかにもいっぱいあったのよね。レポートで取り上げないってのは、製品としては取り上げる価値もないから・・ってことだもんなー。

【ゴルフギャレーヂ】
シャフト基準測定器フェースアングルの測定今回の目玉がこれ!

ゴルフギャレーヂのシャフト基準のスペック測定器。
クラブいじりに興味のない人には「へ?」って感じだろうが、ロフトやライなどのスペックってのは明確な定義が存在してないのである。

なんちゅうか、言ったモン勝ちっていうかメーカーによって様々だったりする。国内で広く使われているロフト・ライ測定器はフォーティーン、アルク、ゴルフスミスあたりの物だと思うが、すべてフェース基準の測定器である。
なぜかというと、測定だけじゃなくて調整にも使うからヘッドをがっちり固定しなきゃならない。ってことは一番安定する固定方法ってフェース面を固定することでしょ? だから固定面にフェース面を当ててヘッドを固定してからヘッド面に対するシャフトの位置関係でスペックを計っている。そういう測り方だと・・フェースアングルって測れないんだよね(爆)。左の写真の様にシャフトを固定しヘッドの下の稼働台を調整して理論上の完全接地状態をつくってやって右のようにしてフェースアングルを計っている。非常に面白い計測器なんだけど値段がすげー高い(笑)。竹林さんとかどういうコメントするのかなー。

ただし、先に書いたように「これが正しい」という定義はないのよね。工業規格みたいに測定方法が確立しているわけでもないのでシャフト基準でもフェース面基準でも言ったモン勝ち。シャフト基準でスペックを測定するのがある種の理想になるけど、だからって調整の精度がすぐに上がるわけでもないから(笑)。ここまで書いたので、LOSさんが悩んでたプル角ってのをちょっと説明してみましょう。ただし、これも「これが正しい」という定義があるわけじゃないのよね。久津間さんが言いだしたパラメータなんだけど、現在主流の測定器では測定できないのでデザイナーとかは無視というか、禁断の領域扱いなんですな。

接地点と測定基準線フェース面と測定基準線写真は45度のPWのヘッドである。
さて、このクラブのロフトは何度?

「あほ、シャフトが刺さってないんだからロフトなんて測れないだろ」ってのが答えかな?

それも間違いではない、っていうか、正解の一つだと思う。「ロフト」ってパッと思いつくだけで5種類ぐらい思いつくモンね。
答えの一つは「45度だな。だって設計者が45度だと言ってるんだから」。設計者は設計上の接地点(右の写真の赤い丸)から上る垂線(赤い線:1)に対して黄色で示したフェース面(黄色:3)とが成す角が45度になるようにヘッドを設計している。じゃ、それがなぜクラブとして組み上げた時に意図したロフトになっていないのか? それはネックがあるから(笑)。写真の黄緑色の線がネックの線すなわちシャフトの線だと思って欲しい(黄緑:2)。
一般的な測定器ではフェース面(3)を固定してシャフトの角度を測るので、ロフト角は45度より大きくなる。ただし、この場合三次元的な位置関係を二次元に写像するのでフェースアングルはその角度に含まれてしまうことになる。
プル角といっているのは図の接地点からの垂線(1)とシャフトの線(2)とが成す角である。写真の場合は蟲的に言うと、「シャフトが左から入ってる」とか「フェースが左を向いている」ってことになるかな(笑)。LOSさんが言ってた「スクウェア=プル角がゼロ」ってのは正しくない。一般的にボール位置はフローしないけどロングとミドル以下では少し場所が変わってくるし、捕まり具合を考慮する必要もあるのでセットとしてはフローさせてあるらしい(笑)。
らしい・・ってのは、通常の測定器ではプル角って測定できないんだよね。じゃ、どうやってそれを把握してるのかというと・・調整する人の経験値と勘だったりするんだが(爆)。
「なんだ、スクウェアに調整するってプル角をいじってやることなんだ」って思うでしょ? 実際にやってみればわかるけど、上の写真で黄緑の線(2)を変えてやっても実際にはロフトが変わるだけなんだよね(笑)。なぜかというと、三次元的な位置関係を二次元に考えてるから、ってことと、フェース面とネックは点ではなくて面で接合されているってこと。もうちょっと言うと、ソールの接地点、フェース面、シャフトを三次元でとらえたうえで、三次元的にネックを曲げることをイメージすればスクウェアってのが見えてくる・・・って言えるんだが(爆)。
ま、はっきりしていることは圧倒的なシェアを誇るフォーティーンの測定器で計ったロフトってのはプル角(フェースアングルに写像しても可)を含んだモノであり分離ができないってことだな。視点を変えれば「プル角はロフトの一部だ」と言うこともできるけど、厳密には違うでしょ? なによりフェースアングルってのはクラブを構えて見れば一目でわかるけど、測定器にかけても測れないってのが大いなる矛盾だよね(爆)。
ただ、なんちゅうか、この辺のことはあまり真剣に考えなくても思った所に球が打てれば何の問題もないんだよね、おほほほほほ。
しかし、文字で書くのってすげー面倒で難しいです。上の説明はかなり端折ってるのでポイントが伝わらないと思います。実際に合った時にはクラブを使ってじっくり説明しますので・・


【チャリティオークション】
んーと、フェアのお楽しみといえばこれなんだけど、今年は欲しいモノが全く無し(笑)。メーカー品にサインだけ入れたものばっかりだしこれもそろそろ止めた方が良いかも。

【お買い物】
ゴルファーの必需品ってなわけで、フェア会場で買ったのは2002年版の「ゴルフ規則」だけです。

これまでのビニール表装から厚紙表装に変わっててなんかちゃっちいです(笑)。
サイズは変わってないし、表装が厚紙だから汚れや痛みには弱そうだよね。
値段は同じ400円なんだけど、なんとなく損した気分になるのは私だけでしょうか(爆)。